AnnaBabyTokyo

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スマホ・TV・PCなどスクリーン時間が長いと食生活が乱れる?米・研究

社会のIT化が進むにつれて、スマホやパソコン、TVなどスクリーンを目にしている時間が多くなりましたよね。
この時間が多ければ多いほど、食生活が乱れ、「食事の質」が低下するそうです!?
アメリカの最新研究を見てみましょう。

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スクリーン時間が長いほど食事の質が低下?

アメリカのアリゾナ州立大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究では、900人以上のアメリカ国籍の成人を対象に、以下の項目を調査しました。
・デバイス(スマホ・PC・TV)によるスクリーン時間
・食習慣
・睡眠時間と質
・自覚的なストレス
・自覚的な健康状態
・身体活動
・BMI

その結果、スクリーン時間が長ければ長いほど、食事の質が低下していることが判明したのです。

詳細結果は?

対象者を、スクリーン時間によって、重度、中度、軽度に分類し、全スクリーン時間が1日平均17.5時間に及ぶ重度使用者は、他の使用者(中度:平均11.3時間/軽度:平均7時間)に比べて、最も健康的でない食事パターンと、最低の健康関連指標を示す傾向が高かったようです!?

デバイス別の結果は?

また、デバイスの種類によって食事パターンに違いが見られ、TVとスマホの重度使用者は、パソコンやタブレットの重度使用者と比べて、より、健康的でない食事パターンが示されていました。

ファストフードの摂取が多いのは?

ファストフードの摂取が多い人たちは、TVを多く見る人たちの傾向が高く、TVを見ながら、家族と共に、ファストフードを食べているようです。

睡眠の質が悪いのは?

睡眠の質が最も低いデバイスは、スマホの使用頻度が高い人たちだということでした。

スマホの普及が悪影響?

スクリーン時間と健康的な食事の関係を調べる際、以前は、TVが中心でした。
しかし、現代ではスマホの普及が、一番の健康被害になっているようです。

※参考:『BMC公衆衛生』

さいごに

TVなどの大画面よりも、スマホだと、いつでも、どこでも気軽に見れるので、ついついスマホ時間が長くなるのでしょう。
今はスマホでTV番組も映画も見れる時代。
家族で共有する大型画面よりも、一人時間が増えるせいで、よけいに食生活が乱れるのかもしれませんね。