AnnaBabyTokyo

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【コロナ時代の子供の心の健康】どうやって保つ? アメリカ・研究

長引くコロナ禍で、子供たちのメンタルヘルスの悪化が、世界各地の国々で懸念されていますね。
アメリカの最新研究によると、身体活動を増やし、動画やTVなど、スクリーン時間を減らすことで、改善が期待できるようです!?
詳細を見てみましょう。

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スクリーン時間を減らすことで子供のメンタルヘルスを守る!?

アメリカの《シアトル子供研究所》の研究により、冒頭のような事実がわかってきました。
この研究では、全米の学齢期(6~17歳)の子供1,000人を対象とし、コロナ禍での「メンタルヘルス」「身体活動」「スクリーン視聴時間」との関連を、調査しました。

コロナ禍で子供の身体活動時間が減少か?

調査の結果、1日1時間以上の身体活動を行っていた子供は、1週間あたり平均3.9日でした。
余暇時間のスクリーン視聴時間は、1日あたり4.4時間で、コロナ禍を原因とするストレスは、年齢にかかわらず、高くなっている傾向がわかりました。
外出自粛の影響もあり、子供の身体活動時間は、大幅に減少していたのです。

身体活動時間が長いと、子供の困難感は低くなる!

身体活動を行う時間が長いと、なんと! 子供の困難感は低くなるそうです。
また、TVやネット、スマホといったスクリーン視聴時間が長くなると、子供の困難感が高まる傾向も明らかになりました。
これは、子供の性別に関わらず、どの年齢にも当てはまる結果だったそうです。

子供の身体活動は1日60分が推奨!

アメリカでは、子供の身体活動の推奨時間を1日60分以上としています。
コロナ禍以前に、この条件を満たしていた子供たちは、全米で25%でした。
しかし、今回の調査では、13.5%と、さらに低下していました。
コロナ禍の影響で、いかに運動不足の子供が増えたかが、わかりますね。

今後の対策としてスポーツの機会を増やす必要が!

コロナが収束した際には、学校側は、コミュニティをベースとし、放課後のレクリエーションやスポーツの機会を増やす、といったサポートが必要となってくるでしょう。

スクリーン視聴時間を短くする必要も!

オンライン授業を余儀なくされる場合を除き、子供たちの余暇時間でのスクリーン視聴時間も、できるだけ短くする必要があるとのこと!
また、学校側は、オンライン授業以外では、子供たちに積極的に身体活動を取り入れるよう指示し、子供の心身の健康に利益をもたらす必要があるようです。
※参考:『JAMAネットワークオープン』

さいごに

アメリカでの研究ではありますが、日本でも同じ問題が起きていると考えられますね。
お出かけが減った分、夜遅くまでTVゲームに興じたりしないよう、ご両親が見守ってあげたいですね。