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クリスマス、お正月のダイエットメニューはケーキより肉料理を?米・研究

今週のお題「クリスマス」

今週はクリスマスウィークですね。
クリスマスが終わると、「忘年会」「年越しそば」「年越し寿司」「お正月」とご馳走を食べる機会が続きます。
この年末年始は、一年で最も「太りやすい時期」。
食べ過ぎを防ぐには、何を優先して食べるべきなのでしょうか?
アメリカの最新栄養研究を見てみましょう。

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クリスマスはケーキより肉料理を?

アメリカのパデュー大学の研究によると、各国やWHO(世界保健機構)が定めた「推奨量以上のたんぱく質」を摂っても、除脂肪体重(筋肉など)は増えず、健康メリットはない、と発表しました。

どういうことかというと、ダイエットの際、単に体重を減らしても意味はなく、余剰分の脂肪を落とさなければいけません。
そのため、筋肉量を保持するために、多くの人がお肉などのタンパク質食品をせっせと食べる傾向があります。
同時に運動を行えば、筋肉量UPに貢献しますが、そうではない場合は、優先的にたんぱく質を摂らず、あらゆる食品を少しずつバランスよく食べることが重要だそうです。

よく、糖質制限を推奨する医師などの書籍に「クリスマスはケーキなどの糖質は我慢して、チキンなどの肉料理を優先しましょう」などと書かれていますが、鵜呑みにしないほうが良さそうですね。

タンパク質の推奨量はどんな食品から?

年末年始は、特に糖質制限に気を付けるような、呼びかけ記事が目立ってきますね。
しかし、タブーとされている食品の中にも「タンパク質」は含まれています。
なので、お肉や魚ばかりを食べて「タンパク質」をしっかり摂る、という方法は、適切とはいえません。
アメリカでの、1日のタンパク質推奨量相当が含まれる食品を見てみると、

  • 肉類・魚介類(100g)
  • 乳製品(600ccまで)
  • 種子類またはナッツ(約30g)

ということです。
※参考:『栄養学の進歩』

クリスマスやお正月はヘルシーな料理を

クリスマスやお正月は、ダイエットが難しい時期ではありますが、同じ食材でも調理法次第で、カロリーを落として、ヘルシーにすることも可能ですよね。
例を挙げてみましょう!

  • フライドチキン ⇒ グリルチキン、ボイルドチキン
  • フライドポテト ⇒ マッシュポテト、ポテトサラダ
  • ホイップたっぷりのクリスマスケーキ ⇒ チーズケーキ系にする
  • ステーキ、焼肉 ⇒ しゃぶしゃぶ
  • 甘い煮豆(おせち料理の黒豆、金時豆など) ⇒ 塩ゆで豆
  • お年賀のお菓子 洋菓子 ⇒ 和菓子

例を挙げるとキリがないですが、我慢するよりも、同じ食材でもヘルシーな食べ方はあるので、お買い物の時に工夫してみましょう。

さいごに

クリスマスシーズンのダイエットや、お正月太りは、毎年悩む人が多いですね。
何かをガマンしたり、タンパク質など特定の栄養成分を優先! というストレスの溜まる食べ方はタブーです。
やみくもに、食べ物を減らしても減量にはならないので、大好物がヘルシーに食べれる方法を模索してみてください。