AnnaBabyTokyo

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「ステイホーム」でアルコール消費量が急激に増加!アメリカ・研究

世界的に飲酒による疾患が懸念され、各国で注意喚起が行われていました。
しかし、新型コロナウイルスのパンデミックで、アルコールの消費量が急激に増えているようです!?
アメリカの最新研究を見てみましょう。

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アメリカ成人の飲酒率はパンデミック後に急増?

アメリカのRANDコーポレーションの統計調査によると、アメリカ成人の平均飲酒量は、新型コロナウイルスの世界的流行が引き金となり、外出規制の期間中に急増したとのこと!
特に女性の重度飲酒量は41%も増加したそうです。
重度飲酒量は、2時間以内に4杯以上のアルコールを摂取することを言います。

インターネットによる調査によると……!?

研究では、RAND社のパネル会員約1,500名を対象に、インターネット上で調査を実施しました。
この対象者たちは、アメリカ国民の代表性をもつインターネットパネルとなる人たちだそうです。

対象者は、2019年春に一度、飲酒量の調査を受けていました。
再び、2020年春の外出規制が始まった数ヶ月の間にも、再び調査に参加してくれたとのこと。

こうしたインターネット調査のデータを解析した結果、30歳以上の成人の飲酒頻度は1年前と比較して14%増加したことがわかってきました。

年代、性別、人種別では?

さらに詳細に解析すると、

・30~59歳では19%増加
・女性は男性と比べて17%増加
・非ヒスパニック系白人は10%増加

とのことです。

飲酒は健康に重大な悪影響を及ぼす!

この結果をふまえ、研究者たちは、

飲酒は、健康に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
今回の結果は、「飲酒」という形で、パンデミックが国民の心身の健康に影響を及ぼしている可能性が非常に高い。

と述べています。
※参考:『JAMAネットワークオープン』

さいごに

以前からアルコール依存症になってしまう人は、何か心のストレスを抱えている人が多いと言いますね。
コロナ禍で将来の先行きの不安、不自由さを感じている方も多いことでしょう。
アルコールで気を紛らわせていると、コロナの恐怖よりも、飲酒による健康被害で、命を落とすことにもなりかねません。
1日の適切量を守って、お酒を楽しむようにしたいですね。