AnnaBabyTokyo

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コロナ禍で過度のアルコール消費者が増えている?アメリカ・研究

ストレスが溜まってくると、ついつい飲酒で紛らわせようとする人が多いですね。
アメリカの研究では、テロや大規模な自然災害などの壊滅的な事象の後、過度なアルコール摂取が増加することがわかっています。
そして、コロナ禍でも同じことが起きています。
アメリカの最新研究の詳細を見てみましょう。

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アメリカでは飲酒の制限を実施するかも!?

アメリカのマサチューセッツ州にあるクリーン病院などの研究者たちは、コロナによるパンデミックに直面し、増加する飲酒者を削減するため、その取り組みについて論説を発表しました。

コロナの影響は治まるどころか、長く持続し、広範囲に及んでいます。
社会的混乱と孤立も広がっており、社会的支援と医療へのアクセスも制限させています。
そのため、アメリカ国内だけではなく、全世界の経済にも悪影響を及ぼし、ストレスによる、人々の飲酒も増えています。

飲酒せずにストレスと不安を管理するには?

研究者たちは、コロナ感染よりも、飲酒による健康被害を懸念しています。
飲酒せずにストレスと不安を管理すること、そして外出制限中の飲酒は、安全な範囲のみの摂取に留めること、などを注意喚起として挙げています。
こうした専門家の意見を公表することで、何らかの公衆衛生につながることを願っているのです。

オンラインを通して、飲酒量を調査!

研究者たちは、コロナ禍で通院が難しいため、飲酒問題で通院していた患者さんたちに、モバイルやオンラインプログラムを使用する遠隔医療サービスを提供しています。

また、コロナ禍で雇用主ベースの健康保険を失って、病院に通えなくなった人も増えています。
そうした人たちでも、オンラインの医療サービスなら、ヘルスケアや飲酒などの依存症治療プログラムの情報を得ることができます。

有害な飲酒は早期に解決すべき!

研究者たちは、オンライン診療を通して、患者の有害な飲酒パターンを、より多く特定して、早期に介入して、統計を出し、問題に対処するための対策を立てることが、重要な課題だ、と述べています。

まだ、飲酒に対するコロナの完全な影響は、まだ結果として特定はできていません。
しかし、パンデミックの最初の数か月間の飲酒の上昇率は、それだけアルコール依存症が増えている、と考えられます。
※参照: 『一般内科学雑誌』

さいごに

コロナの感染への恐怖、そして職を失うかもしれない恐怖。
コロナの影響で、様々なストレスが加味されましたが、アルコールで気を紛らわすのではなく、「アルコール依存症」への恐怖も念頭にいれなくてはいけませんね。