妊娠中のママが、健康的な食事をとり、運動習慣があると、産まれてきたお子さんも健康に育つそうです!
イギリスの最新・承認研究を見てみましょう。
妊娠中の食事習慣・運動習慣は子に影響?
イギリスのキングスカレッジロンドンの研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
イギリスでは小児肥満が深刻となっているので、その調査のために行われた研究でした。
1555名の妊娠中の肥満女性に対し、健康的な食事と運動習慣を介入し、産まれてきたお子さんが3歳になるまで、追跡調査が行われました。
お子さんの健康は妊娠中ママの食事と運動で決まる?
その結果、介入群(健康的な食事と運動習慣を取れ入れた場合)は、非介入群の人たちと比べて、約半数の子どもたちの安静時心拍数が-5bpm低かったということです!
この数値が高くなると、お子さんでも高血圧や心血管障害のリスクが高まってしまうのです。
これは小児肥満の傾向が高くなる、というサインでもあるのです。
介入群のママは出産後も健康的な食事に!
また、ママのほうも、介入群の人たちは、出産後の3年後も健康的な食事を維持していることもわかりました。
この研究を通して、研究者たちは、
「妊娠中の食事改善と運動習慣は、妊娠が母親と子どもの両方に利益をもたらす、積極的な生活習慣を促進できる取り組みとなるだろう」
と述べています。
※参考:『小児肥満』
さいごに
妊娠すると女性は、コーヒーなどのカフェインやスイーツなどの糖質を避けたり、禁酒したりと、様々な努力をします。
それに加え、野菜や果物を取り入れた健康的な食生活や運動習慣を取り入れると、産まれてくる子の小児肥満や疾病リスクが低くなると嬉しいですよね。
まさに、妊娠が、ママとお子さんの両方の健康維持につながる共同習慣となりそうですね。