AnnaBabyTokyo

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チョコレートのエピカテキンでパパの高血圧を改善?

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

パパにチョコレートをあげたい! と手作りチョコに挑むお子さんも多いでしょう。
本日は、バレンタインデーにちなんでチョコレートの健康作用のお話をご紹介いたします。

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働き世代の40代から高血圧人口が増える!?

高血圧というと、高齢者のイメージがありますが、厚生労働省によると、40代に多い疾患の2位に浮上しています。
日本では年間900万人が高血圧に悩まされており、高血圧は「国民病」とも言われています。
30代に多い疾患では高血圧はまだ14位ですが、40代に入ると急に順位を上げてくるのです。
そんな中、チョコレートに含まれる「エピカテキン」という成分が高血圧の予防や改善にいいことがわかってきました。

カカオ成分の多いチョコで高血圧予防!

チョコレートに含まれるエピカテキンはカカオポリフェノールの1種です。
エピカテキンは、体内に入ってくると、小腸で吸収され、その後、血液中に送り込まれます。
そして血管内部の細胞に浸み込み、活発化してくると、血流を良くし、血圧の上昇を防ぐ、という作用が確認されたのです!(東京医科大学調べ)

高血圧を放置すると肥満やパパママの美容にも……

最近は美容男子といって、健康や肌質にもこだわるオシャレなパパも増えているそうですが、高血圧は美容にも天敵です!

高血圧とは、血管に強い圧力がかかるので、血管の壁がだんだん厚くなっていき、その中の管が細くなっていく様を言います。
そのため、血流が悪くなるので、血圧の数値が上がってしまうのですね。

そこにストレスや飲酒、喫煙、睡眠不足などの悪い生活習慣が加わると、さらにカラダは代謝が悪くなり、体内に溜まった老廃物や脂質、コレステロールなどがさらに血管を詰まらせ、ますます血流は悪くなります。

そうなると各器官や肌などにも栄養が回らなくなり、美容にも悪くなり、様々な体調不良を引き起こすのです。

エピカテキンを効率よく摂れるチョコレートとは?

エピカテキンはカカオポリフェノールの1種なので、基本的に、どのチョコレートにも含まれますが、やはり砂糖やミルクたっぷりのお菓子としてのチョコレートではなく、カカオがせめて50%以上のビタータイプのものを選びましょう。
理想はカカオ70%以上のものです。

エピカテキンに血圧を下げる作用があっても、無理にたくさんチョコレートをたくさん食べるのもタブーです。

1日5カケ(1カケ平均5g)ぐらいがダークチョコレート摂取の目安と言われています。

それ以上になると、やはりチョコレートにも砂糖や油脂類が入っているので、糖質や脂質過多になるので、注意しましょう。

チョコレートはコーヒー同様、眠気覚ましにも良いとされていますが、食べ過ぎるとアドレナリンやノルアドレナリンの過剰分泌につながり、頭痛などを引き起こす場合もあります。

さいごに

チョコレートは、少量だとカラダにイイ作用を提供してくれますが、食べ過ぎると神経過敏になったり、副腎を痛めてしまうという研究報告もあります。

バレンタインの時期は、チョコレートの誘惑が多いですが、健康や高血圧改善など、チョコレートの有利な面を効率よく活用しましょう!