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お金が溜まりやすい財布の中身とは?

お金を使わない日を作る「NMD」ノーマネーデーを実践している人が急増中!という記事をご紹介しましたが、本日は、お金が出ていきにくい、すなわち「お金が溜まりやすい」財布の中身のルールをご紹介します。 これも、行動経済学や、大学の家政学部のカリキュラムにある『生活経済論』などに基づいて考察されたものです。

どんな財布だとお金が溜まりやすい?

以前から、都市伝説的に、お金が溜まりやすい財布は「長財布にしてお札を折らないこと」、「赤い財布は赤字になる」、「黒い財布が黒字に?」などと言われており、実践している方も多いでしょう。 しかし、お金は溜まったでしょうか? 黒い長財布を使っても黒字にならず、紙幣は出ていき、代わりに同じく紙でできたレシートやスタンプカードが溜まってないでしょうか?

逆に赤いお気に入りのお財布を使っていても、きちんと貯蓄高が増えている人もいます。 この違いは何が違うのでしょうか?

大きく6つのポイントがあるので見ていきましょう。

現金は月に1度だけ銀行から下ろす

些細な悩み事でも、友達を呼び出して、お茶やご飯代に消えてしまう人、ちょこちょこコンビニでおやつを買ってしまう人は、回数がかさむとすぐに紙幣は出ていきます。 こういう人の特徴は、月に何度も銀行に足を運び、お金を下ろしています。 また、面倒だからとコンビニでお金を下ろすと「手数料」も取られますよね。 近年は、少額でも利用しやすい電子マネーの普及も進みましたが、チョコチョコ使っていると、翌月の引き落とし額が数万円に上ることも! まずは、自分が月にどのぐらいのお金を必要としているのか家計簿などをつけて把握し、ガマンできる部分はないかと検討しましょう。 その上で、必要な金額をお財布に入れ、電子マネーは自己管理がしっかりできるようになるまでは使わないことです。

紙幣は1万円札を一番前に?

「1万円札を崩すと、あっという間にお金がなくなる!」という経験はありませんか? 一般に人の心理として、1万円札を使うときは、なぜか勇気がいるものですが、千円札や小銭になると小さい額なので、さほど罪悪感を感じず、消費してしまうという行動に走るようです。

そのため、財布の紙幣を入れる場所には、一番目につきやすいところに1万円札を入れておき、千円札は見えないようにしておくといいでしょう。 特に小さな買い物の時は(お菓子の買い食いや飲料、タバコなどの嗜好品)、1万円札を崩してまで必要なものか? と考えるクセがつき、ムダな出費が抑えられるでしょう。

ポイントカードは3枚程度に

ショッピングモールやスーパー、ドラックストアに至るまで、独自にポイントカードを発行していますよね。 そして、こぞって「ポイント5倍デー」など消費意欲をかりたてるキャンペーンが随時、繰り広げられています。 バーゲンセールの時と同様、「どうせいつかいるものだから!」と理由をつけて、ムダな出費がかさんでいませんか? ポイントカードを持っていなければ、買い物をしないので、「少し損をした?」と思いがちですが、よく考えてみると、お金を使わないで済んだので、あなたは「トクをした」のです。 なので、ポイントカードは、日ごろ食材の買い出しに行くスーパーのものや、加盟店がポイントカードなど、3枚程度にとどめておきましょう。 また、買い物するごとに「当店のポイントカードはお持ちですか?」と聞かれますが、丁重に断る勇気も必要です。 くれぐれもポイントカードでお財布を太らせないようにしましょう。 お財布の本来の目的は「お金を入れる器」です。

クレジットカードは見えない場所に

クレジットカードも各企業でサービスが違うので、その魅力に惑わされて増えていませんか? 手元に現金がなくても、使いやすいので、ついつい使ってしまう人も多いでしょう。 しっかり自己管理できるのであれば、ポイントもお金と一緒なので、賢く利用すればいいと思います。 しかし、現金が不足して、食費やお子さんの衣類などの生活に必要なものをクレジットカードで買いこんでしまい、低所得者層に「多重債務者」が増えているのも現実です。 クレジットカードは現金そのものが見えないため、使いやすいうえ、近年、カードも作りやすくなっているので、注意が必要です。 財布の中には、見えない場所に忍ばせておきましょう。 クレジットカードが増えすぎている人は、年会費がかかるものもあるので、解約し、メインのものと予備のもの、2枚あれば十分です。 「お金の管理に自信がない」と思われる方は、クレジットカードを使わず、前述した現金で過ごすようにしましょう。

レシートを入れない

紙幣のかわりに、財布の中身がレシートでパンパンになっている人もよく見かけますね。 お店を出た後、一時的に入れるのは仕方のないこととして、帰宅したら、こまめに出しておきましょう。 レシートの印字で、財布の中も汚れますし、肝心のお札が目に入らないので、もうお札を使い切ったと勘違いして、また銀行から余計にお金を引き出す羽目になります。 お財布はくり返しとなりますが、「お金を入れる器」です。 余計なものでいっぱいにしないよう、注意しましょう。

さいごに

お金が溜まる人のお財布は、余計なものが入っていないので、非常にスリムです。 また、色や形はさほど、影響してないようですね。 そして中も整理されているので、思考もクリアな人が多いようです。 近年の「片付け」ブームからNMDの実践者も増え、お財布もスリム化しているようですね。 そのため余計なモノを買わないので、部屋にモノも増えず、「片付け」の手間も省けます。

お部屋の整理整頓がイマイチ進まない人は、まずはお財布のスリム化から実践してみましょう。

参考文献