AnnaBabyTokyo

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ビタミンC不足は歯茎の出血がサイン? アメリカ・研究

突然の歯茎の出血で、驚いた経験はありませんか?
アメリカの最新・栄養学研究によると、これは身体のビタミンC不足のサインのようです!?
詳細を見てみましょう。

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歯茎の出血はビタミンC不足のサインか?

アメリカのワシントン大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究チームは、歯肉出血傾向がある健康な人たち約1,100人を対象に、調査を開始!
それと同時に、アメリカの『国民健康・栄養調査』より、網膜出血をもつ約8,200名のデータも解析されました。

メタ解析の結果は?

データを解析すると、歯磨き後などの歯茎の出血や歯肉出血傾向、そして眼の出血や網膜出血が見られる人たちには、共通して、血中のビタミンC濃度が低い事実が判明したのです!
ビタミンCの血漿レベルが低い人々は、毎日のビタミンC摂取量を増やすことで、歯茎や眼の出血と言った問題点が改善されることも発見されました。

ビタミンCレベルを上げると脳卒中リスクも低減!

この研究では、歯肉出血傾向をビタミンC摂取で防ぐことにより、脳卒中リスクやその他の健康上の問題も改善できることを示唆しているそうです。

パレオダイエッターは要注意!

ビタミンCの摂取量が低いと、壊血病と呼ばれる疾患の恐れも出てきます。
各国やWHOが推奨する食事基準を守っている人は、程度に野菜を摂るため、ビタミンCも摂取できます。
しかし、肉や魚だけを食べる「パレオダイエット」の実践者は、野菜や果物を食べないため、極度なビタミンC不足に陥ります。
そのため、ダイエットに成功したとしても、歯茎や眼の出血、そして脳卒中リスクや壊血病といった、リスクが高まるのです。
どうしてもパレオダイエットを続けたい方は、ビタミンCのサプリメントなどで、調整しておきましょう。

糖質オフダイエッターも注意!

また、ビタミンCの豊富な果物は、糖質が高いと思われ、糖質オフ・ダイエットの実践者も除外しがちです。
葉野菜にもビタミンCは含まれますが、やはりオレンジやキウイなどからビタミンCを摂取する方が効率的です。
糖質オフ・ダイエッターも、ビタミンC不足になりがちなので、やはりサプリメントなどで調整が必要なようですね。
※参考:『栄養学レビュー』

さいごに

バランスよく、野菜や果物を程度に含んだ食事でビタミンCを補うのが理想です。
食事が偏っている人や、タバコを吸うパパママも、ビタミンCが不足しがちなので、歯茎を傷めやすいかもしれません!?
ビタミンCを効率よく摂取できるよう、サプリメントと食事の両方から調整しておきたいですね。