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稼ぐ既婚男性は家事をしない!? その真相は?アメリカ・研究

収入の多い「仕事できる既婚男性」は、アメリカの最新調査によると、家事を全くしないケースが多いようです!?
詳細を見てみましょう。

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家事をしない既婚男性ほどよく稼ぐ?

アメリカのノートルダム大学の研究により、冒頭のような事実がわかってきました。
最新の統計調査によると、既婚男性の場合、「家事を手伝わず、家庭内での協調性がない」男性は、家事や家族の些細なストレスに関わることが少ないため、その分、仕事により多くのリソースを費やし、結果として給与UPにつながり、よく稼ぐ事実がわかったのです。

「協調性」のあるなしがカギ?

現代心理学では「協調性」とは、人間の性格を説明するための要素のひとつです。
協調性とは、一般に、「温かく」「同情的」「親切で協力的」といった意味を持ちます。
「協調性のない人」たちは、こうした特徴を示さず、利己的で競争心のある人が多いといわれています。

協調性のない男性のほうが仕事面の能力を発揮しやすい?

研究者たいは、協調性があるか? ないか? この2つの研究を通して、『仕事のできる男性』の性格を考察しました。
協調性のない男性ほど、より利己的で、家庭ではあまり妻の役に立っていません。
それゆえ、より多くの仕事への関与が可能になり、最終的には、より高い給料を貰えるまでに成長していくのだそう。
逆に協調性のある男性ほど、仕事面でも家庭内でも、人と調子をあわせるため、仕事に集中していない場合もあり、独自性も発揮しにくいため、高収入に結びつかないようです。

「亭主関白、妻は家庭内に」の伝統は王道だった!?

現代では、働く女性が当たり前になり、亭主関白の男性も少なくなりました。
それゆえ、仕事ができる既婚男性も減少傾向なのだそう。
昔から、家庭を顧みない仕事男性のほうが、出世していたのです。
妻が昔からの伝統をまもり、家事全般を引き受けている家庭の既婚男性は、家庭内のストレスも少ないため、より仕事に没頭できるそうです。

同性婚や家事が好きな男性に出世は見込めない?

また、この研究では、家事分担を強いられている既婚男性は、家庭でより多くの時間とエネルギーを費やしてしまうので、出世しにくい、というデータも出ています。
同様に、同性婚の男性も、男性同士で家事を分担するため、仕事に集中できない人が多いとも!?
日常の家事とは、それだけ仕事よくを奪うのですね。

協調性のなさが経済的な成功を予見?

先行研究でも、協調性のなさは、経済的成功をもたらす(男性の場合)という統計が出ていました。
この関連性は、職場の行動にも起因するようです。
一般に「一匹狼」と呼ばれる人ほど、仕事ができたりします。
協調性がないので、同僚と連れ立って昼食に出かけたり、会社帰りに飲みに行ったり、といった余計な時間やストレスも使わないので、それだけ仕事に集中しやすいのかもしれません。
※参考:『人事心理学』

さいごに

どちらがいいのかは、各家庭や個人の考え方によりますが、とても興味深い統計結果でしたね。
今の時代「専業主婦」は贅沢! と言われる風潮があります。
しかし、出世欲の強い男性やお金持ちの男性の奥様に「専業主婦」が多いのも、頷ける研究結果ですね。