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幼児期のTV・SNS習慣が小児肥満を引き起こす?

幼児期のお子さんは、素直に何でも信じる時期ですね。 この時期に「TVのダラ見」、SNSの利用、ネットサーフィンの習慣がつくと、CMやネット広告などの影響で、ファストフードや健康被害をもたらすスナック菓子、砂糖入り飲料への魅力にとりつかれ、小児肥満につながる確率が高くなることがわかってきました。

欧州小児科学会の調査では?

欧州小児科学会の欧州小児肥満グループが行っている、ヨーロッパの健康政策では、冒頭のTVやSNS、インターネットなど、「メディアが小児肥満を引き起こしているのではないか?」という知見が強くなってきています。

そこで、ヨーロッパでは、両親がお子さんのTVやネットの視聴を管理する必要があり、特に4歳以上の幼児期のお子さんに関しては、1日の視聴時間を1.5時間程度に定めるべきだ、とされています。

メディアが与える子どもへの影響もさることながら、子どもがメディアを利用すると、カラダの発達や、認知機能へも悪影響を及ぼす懸念があるからだそうです。 ※参考:『小児科学紀要』2017.11.22

子どもの遊び方の変遷

本来子どもは、外で元気に遊ぶか、屋内ではお絵かきや積み木、絵本などを読んで過ごしていましたが、近代化に伴い、外で遊ぶ子どもは減り、屋内ではTV番組やゲーム機と格闘しているのが現状です。

大人でも屋内で長時間、座った姿勢でいるとカラダに不調にを感じますが、成長期のお子さまが、大人と同じような姿勢を続けていると、カラダの発達に悪影響を及ぼすのは簡単に想像がつきますね。

またTVやゲームばかりでは思考力や想像力も働かなくなるので、お子さんの学力も低下していき、視力も落ちていきます。

過去記事でご紹介したとおり、ヒトの眼のルテイン濃度が低いと、認識力が低下していることも最新の研究でわかっており、大人よりも、子どもの場合は特に顕著です。 ⇒ http://annababy.tokyo/lutein/

ママやパパが子どもの成長過程の特質をきちんと理解して、食生活だけではなく、TVやゲームなどの時間管理、そして勉強時間も確保してあげましょう。

また子どもの心理特性も理解しておくと、むりやりTVやゲームをやめさせて、お子さんから反感を買うことも少なくなるでしょう。

以下の記事もご参考に、お子さんを小児肥満から守ってあげましょう!

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