AnnaBabyTokyo

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青春時代にサッカーやハンドボール経験のある女性は長寿?北欧・研究

子供時代または、中高生~大学生の青春時代に、サッカーやハンドボールをしていた女性は、長寿なようです!?
デンマークの最新研究の詳細を見てみましょう。

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サッカーとハンドボールは女性の長寿に関連か?

南デンマーク大学の研究により、冒頭のようなことが分ってきました。
研究チームは、18~30歳までの若い女性サッカー選手と、未訓練の同年代の女性。
そして高齢女性のハンドボール選手(60~80歳)と、同年代の未訓練女性たちを、それぞれ比較検討し、経過を観察しました。

高齢の運動選手は細胞レベルが若い!?

データを解析した結果、若年のサッカー選手と、高齢のハンドボール選手は、どちらも女性の老化防止に、非常に有益だったそうです。
老化を加速させる細胞が、かなり少ない! という事実が判明したのです。

若年サッカー選手は一般よりテロメアが長い!

若いサッカー選手は、対象となった同年代の一般女性と比較すると、テロメアの長さが22~24%も長いことがわかりました。
※テロメアとは、長寿を促進する細胞のこと。
また、「ミトコンドリアDNA」のコピー数も同様に比較して、19~20%多いことがしめされました。こちらも長寿に関連するDNAになります。

高齢ハンドボール選手の結果詳細は?

一方の高齢ハンドボール選手と、同年代の一般女性を比較すると、「ミトコンドリアDNA」のコピー数は、14%少なかったものの、ミトコンドリアの健康度そのものの指標は、一般女性のものより、4倍も数値が高かったそうです。
テロメアの長さは、両者ともに、違いは見れなかったようです。

年齢に関係なく運動習慣は大切!

この結果をふまえ、サッカーやハンドボールに限らず、歳を重ねても、健康を維持するためには、運動習慣が、いかに大切かがわかる研究結果となった、と研究者たちは述べています。
※参考:『サイエンティフィックレポート』

さいごに

コロナの影響や梅雨シーズンも重なって、外での運動は難しいかもしれませんが、家の中でできる、軽い筋トレや体操、エクササイズなどを取り入れて、少しでも身体を動かす機会を作りたいですね。