AnnaBabyTokyo

仕事・子育て・健康・栄養~働く女性を応援する情報ブログ

女児の課外スポーツは健康効果アリ!男児には……? カナダ・研究

子どもの頃から、積極的に運動をよくする女児は、思春期に入ってからの行動力や注意力がUPするようです!?
カナダの最新・予防医学研究を見てみましょう。

f:id:annababytokyo:20201013095913j:plain

よく運動する女児は行動力・注意力がUP?

カナダのモントリオール大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究では、ケベック州の小児発育研究に参加した、1997年と1998年生まれの小児のデータを解析。

男女とも、それぞれ約1,000名(合計約2,000名)の子どもの両親より、子どもが6~10歳の時点で、コーチやインストラクターのいる課外スポーツ活動に参加していたかどうかを調査していました。
その結果、子どもが12歳になった時点で、教師が子どものたちの行動をクラスメートと比較して採点した結果が得られました。

データを解析すると!?

採点結果をデータ化し、解析すると、6~10歳時に、定期的に課外スポーツ活動に参加していた女児は、ほとんど参加しなかった女児と比べ、12歳の時に「注意欠陥多動障害(ADHD)」の発症が極めて少ない傾向にあることがわかりました。
一方の男児では、そのような傾向は見られなかったということです。

スポーツ活動は子どものメンタルヘルスに◎!

この結果をふまえ、研究者たちは、

スポーツ活動は、全ての子どもたちのメンタルヘルスや行動に、多くのメリットがあります。
しかし「ADHD」の症状を軽減するために、小学校低学年~中学年の女児がスポーツを取り入れることは、新発見でした。
これは予防医学の観点からも、注目すべき事柄である。

と述べています。
※参考:『予防医学』

さいごに

様々な生活習慣は、子どもの頃の習慣づけが大切です。
特に女の子は、運動がメンタルヘルスケアにつながるようなので、スポーツを取り入れた教育を見直したいですね。