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妊婦さんのビタミンD不足は、お子さんのADHDリスクと関連か?北欧・研究

妊娠中のママがビタミンD不足だと、生まれてきたお子さんがADHD(多動性症候群)になる可能性が高まるかもしれません?
北欧フィンランドの最新・児童精神医学研究の詳細を見てみましょう。

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妊娠初期のビタミンD不足に注意!

フィンランドのトゥルク大学などの共同研究によると、冒頭のような事柄が分かってきました。
妊婦さんの栄養状態から、お子さんのADHD発症リスクの関連を調査するのは、世界でも初の試みであったそうです。

研究チームは、フィンランドで過去に、ADHDと診断された子どものデータ約1,000人分を収集し、母親の栄養状態を調査しました。
妊娠中のビタミンD摂取については、フィンランドの推奨量(1日当たり10マイクログラム)の基準に達していない人たちを、「ビタミンD不足」としました。

これらをもとにデータを解析したところ、注意欠陥であったお子さんの母親は、妊娠中にビタミンD濃度が低い人が多かったのです。

さらに追求すると、特に妊娠初期から中期にかけて、母親のビタミンD濃度が低いと、将来お子さんのADHD(多動性症候群)の発症リスクが高まることもわかりました。

妊婦さんの栄養管理は公衆衛生でもある?

この結果をふまえ、研究者たちは、

ADHDは、お子さんの最も一般的な「慢性疾患」の1つになってきているので、今回の調査結果は、公衆衛生(予防医学)の観点から重要です。

 と述べています。
※参考:『米国児童青年精神医学雑誌』

すなわち、こうした研究結果の知識が一般に広がっていき、妊婦さんの栄養管理が行き届くようになると、増え続けるお子さんの疾患を、事前に予防できるということです。

さいごに

ビタミンDは、食品からだとなかなか十分な量を摂取するのは難しいビタミンです。
干しシイタケなど乾物のキノコ類に多く含まれていますが、毎日食べ続けるのは難しいですね。
サプリメントでの摂取は、妊婦さんの場合、医師と相談のうえで取り入れてください。

ビタミンDは日光に当たると、皮膚で合成することができます。
1日10分程度でいいので、日光浴の機会を設けてみましょう。
特に妊娠初期の方は、日焼けよりもビタミンD補給のために取り入れてみてください。
ちなみに、朝8時ぐらいまでの日光なら、紫外線がさほどきつくないので、日焼けしにくいと考えられています。(全く日焼けしないわけではありません)