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毎日の食生活と腸内細菌は健康度に強い関連が!ハーバード・研究

以前から、毎日の食生活と腸内環境の関連は指摘されていましたね。
食物繊維が豊富な植物ベースの食事を摂っている人ほど、腸内環境が良く、様々な生活習慣病リスクが低いことがわかってきました。
ハーバード大学のイギリスの共同研究報告を見てみましょう。

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植物ベースの食生活は生活習慣病リスクが低い

アメリカのハーバード大学と、イギリスのキングスカレッジロンドンの共同研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
それにより、「肥満」「Ⅱ型糖尿病」「心血管系疾患」のリスク低下は、腸内細菌の存在と強く関連づけられていることもわかってきました。

大規模研究からわかった事実

研究では、長期にわたって、詳細な食事データを分析!
その際、空腹時と食後心代謝血中指標が測定されました。
メタゲノム解析で血液のプロファイルを行ったところ、糖尿病や心疾患などの一般的な疾患を低リスクにする15の腸内細菌が発見されました。
今回、発見された腸内細菌の中には、極めて新奇なものも観察され、まだ名前のないものもあったそうです。
しかし、知見では、従来の腸内細菌検査に基づき、健康度に貢献するものもあったとのこと。

未加工の植物ベースの食事が腸内環境を良くする?

調査の結果、腸内細菌を変更し、私たちの健康を最適化できるベストフードは、健康的な植物ベースの食品が豊富な食事内容だそうです。
生の野菜や果物、軽く蒸した野菜や根菜類、パンは全粒粉穀物のものなど、こうした食品を中心にしている人たちは、高レベルの「優良な腸内細菌」を持っていたとのこと。

腸に最も悪いのは「加工された植物ベース食品」?

逆に、加工された植物ベースの食事を摂っている人は、「悪い腸内細菌」を持っているそう。
加工された植物ベースの食品とは、生成小麦、白砂糖、フレンチポテトなどを指します。
※参考:『ネイチャー医学』

さいごに

植物ベースの食事をしていても、生成小麦や白砂糖を含むものが多いと本末転倒!
注意していても、生成小麦や白砂糖は、様々な食品に含まれているので、全部を取り除くのは難しいでしょう。
なるべく、健康的な食材を盛り込んだ食生活を送りたいものですね。
スナック菓子やファストフード好きの方は、くれぐれもご用心!