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妊婦さんが人工甘味料を摂取するとお子さんが危険?カナダ・研究

妊婦さんが、アスパルテームやステビアなどの人工甘味料を摂取していると、その後、生まれてくる子どもは、体脂肪が増加し、腸内細菌が乱れるようです!
カナダの最新研究を見てみましょう。

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妊婦さんが人工甘味料を摂取するとお子さんが危険?

カナダのカルガリー大学の研究によると、冒頭のようなことがわかってきました。
まだ動物実験の段階ではありますが、研究では、高脂肪・高糖質の食事を摂っていた肥満のラットに、アスパルテームやステビアに水を混ぜて与え、経過を調査しました。

仔ラットには通常食を与え、水で離乳させて18週間までその食生活を継続させました。

子どもの体脂肪が増加!

調査の結果、アスパルテームやステビアを摂取していた母ラットから生まれた子どもは、水を摂取していた母ラットの子どもと比べて、体脂肪が多く、特にアスパルテームでは体重も重かったということです。

母体が高脂肪・高糖質の食生活に加え、低カロリーの人口甘味料も摂取していると、子孫に直接影響がでることがわかったのです。

幼少期になると腸内細菌叢にも悪影響?

さらに、仔マウスの成長の経過を観察すると、幼少期に入ると、既に体重調節が難しくなり、グルコース制御が起こったり、腸内細菌叢の破壊をもたらすケースも見られたそうです。
※参考:『消化管』

さいごに

この研究は、ラットでの経過観察でしたが、ラットはマウス同様、人間と生体構造が似ているため、ヒトでも同様の現象が起こりやすいので、こうして研究結果が発表されています。
もし、妊娠中の急な体重増加を気にして、人工甘味料を用いている場合は、くれぐれも注意してください。
糖質オフにちなんだ菓子類や食品にも多く使用されているので、必ずパッケージの裏の原材料名爛をチェックするようにしましょう。
授乳中のママも、母乳から赤ちゃんに伝わってしまうので、注意が必要です。