AnnaBabyTokyo

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ヨーグルト男性のガン予防に

健康や腸活のために、ヨーグルトを取り入れている方も多いことでしょう。
ヨーグルトは特に男性のガン予防に役立つようです!?
アメリカと中国の共同医療研究の詳細を見てみましょう。

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ヨーグルトの乳酸菌は男性だけに良い?

アメリカのワシントン大学やハーバード大学、そして中国の中山大学などの共同研究で、1週間に2カップ以上のヨーグルトを食べる人は、特に男性では、大腸ガンの元となる腺腫のリスク低下につながることがわかってきました。

研究では、医療専門職従事者の男性約32,000人と、同、女性約56,000人のデータを解析しました。
解析された項目は、1986年から2012年までの生活習慣、食事内容、そして大腸内視鏡検査の結果です。
これらのデータは4年ごとに見直され、統計がとられています。

この期間中に男性で約5,800人、女性で約8,100人に腺腫が発見されました。

さらにデータを解析すると、「ヨーグルトを食べる」という食生活がクローズアップされました。
なんと、ヨーグルトを食べない男性と、ヨーグルトを週に2カップ以上食べる男性を比べると、後者の方が、腺腫のリスクが19%も低かったのです!
しかし、女性ではこの現象は見られなかったそうです。

ヨーグルトの乳酸菌は?

 ヨーグルトの乳酸菌の種類は、「ラクトバシラス・ブルガリクス」と「ストレプトコッカス・サーモフィルス」であったそうです。
※参考:『消化管』2019年6月

●ラクトバシラス・ブルガリクス

「ラクトバシラス・ブルガリクス」はよく耳にする『ブルガリア菌』の正式名称で、この名をとったヨーグルト製品もありますね。

●ストレプトコッカス・サーモフィルス

「ストレプトコッカス・サーモフィルス」は通称『サーモフィルス菌』と呼ばれる菌の正式名称です。
ヨーグルトのスターターとして、牛乳を培養する際に必要となってくる菌なので、大抵のヨーグルトには含まれているようです。
ヨーグルトメーカーなどで、自家製ヨーグルトを楽しんでいる方も、牛乳や豆乳にスターターを入れると思いますが、その菌が「ストレプトコッカス・サーモフィルス」です。

さいごに

ガンは高齢者の病気ではなく、働き世代のパパにも襲ってくるかもしれません!?
ヨーグルトは日本でも身近な食品ですが、人によってあう菌とあわない菌があるので、一つの製品を2週間ほど食べてみて、体調が改善されないようなら「あわない菌」なので、種類を変えた方が良いそうです。

せっかくヨーグルト習慣を取り入れている人は、適当に安売りのものを買うのではなく、ご自分の腸活に適した製品と出会えるまで、一つの製品と向き合ってみましょう。
乳製品があわない場合は、豆乳ヨーグルトもいいですね。
特に男性にはガン予防に適しているようなので、ご自分の腸にあうヨーグルトを見つけてみてください。