AnnaBabyTokyo

仕事・子育て・健康・栄養~働く女性を応援する情報ブログ

運動は同時刻に行うと減量に

運動不足が問題視されている中、健康意識の高い人は、毎日のように運動習慣を取り入れていることでしょう。
中にはダイエット目的で運動を取り入れている方もいらっしゃると思いますが、効果はどうでしょうか?
運動はタイミングによって、効果の違いがあるようです!?
アメリカの最新研究を見てみましょう。

f:id:annababytokyo:20190710113114j:plain

運動時間が一定してないと効果がでにくい?

ダイエットに成功して、体重が減っても、その体重維持をするためには、元の生活習慣に戻したらいけませんよね。
そのため、運動を取り入れている人は、それをやり続けなければいけません。
しかし、運動習慣を毎日、キチンとこなしているのに、体重が元に戻ってしまう人は、時間がマチマチなのかもしれません?!

アメリカのミリアム病院とブラウンアルパート医学校の共同研究では、1日の中で、「中から高強度の運動」を行う時間帯が、減量と、どのように関与するかが調査されました。

毎回、同時刻に運動すると減量維持できる?

対象となったのは、週2回以上、「中から高強度の運動」を取り入れている375名の成人男女です。
「中から高強度の運動」とは、早足のウォーキングやマラソン(ランニング)、スポーツジムでのトレーニング、水泳、テニスなどです。
また例には挙げていませんが、激しい本格的なスポーツほど、強度が高くなります。

対象者の時間帯を調査したところ(早朝、午前中、昼、夕方、夜)、68%の人たちが、一定の時間帯に運動をしている、との回答が得られました。
人によって、時間帯はバラバラでしたが、毎回、同じ時間帯に運動を行っているためか、残りの32%の時間帯がマチマチの人たちよりも、減量が維持できていることがわかりました。

同時刻に運動するメリットとは?

毎日は無理だとしても、毎週決まった曜日にスポーツジムやテニススクール、スイミング、マラソンタイムを設けていると、国(アメリカ)などで推奨している「週150時間以上の運動習慣」をクリアしやすくなります。

時間帯がマチマチであった人は、運動を取り入れているようでも、忘れたり、面倒になったりするので、途中で挫折する可能性が高くなるようですね。

そのため、研究者たちは、運動を取り入れるなら、毎回、時間帯を決めて行う方が、運動レベルも高くなるだろう、と述べています。
※参考:『肥満学』2019年7月

さいごに

食べる量が同じでも、運動量が多い日と少ない日とでは、体重が1~2kg違ってくることもありますよね。
お子さんのスポーツの習い事のように、大人の運動習慣も時間帯を決めて行うと、ダイエット効果がさらに高まるかもしれません。