AnnaBabyTokyo

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話題の「塩発酵キャベツ」を食べるとヤセ体質に?

昨年あたりまで「酢キャベツ」が人気でしたが、今年は「塩発酵キャベツ」もにわかに人気上昇中ですね。
新しい発酵食品ではなく、昔からあるキャベツの「浅漬け」のことですが、様々な健康作用や頭痛、うつ状態の改善などココロのケアまで改善が期待できるようです。

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「塩発酵キャベツ」とは?

キャベツにはキャベジン(ビタミンU)というビタミン様物質が含まれており、胃の粘膜を守り、胃での消化作用を助ける働きがあります。
胃腸薬の製品名、及び主成分でもお馴染みですね。

キャベツに限らず、生の野菜には酵素が含まれるので、塩を添加して密封し、一晩ほど置くと自然と発酵が進み、昔ながらの「浅漬け」が出来上がります。
この過程で、野菜から塩の作用で水分が出てきて、それと同時に乳酸菌も発酵されるのです。
きゅうりやナス、にんじん、大根でも同じように乳酸菌は発酵されますが、キャベツが注目されているのは、やはりキャベジン×乳酸菌の相乗効果で、それを名づけて「塩発酵キャベツ」と呼ばれているようですね。

塩発酵キャベツはまず腸内環境を整える

塩発酵キャベツはそのまま食べると、昔からある「浅漬け」としてご飯のお供にいいのですが、お料理の具やサンドイッチの具として食べるのもオススメです。

東京医科歯科大学の研究では、塩発酵キャベツは特に便秘や腸の病気に苦しむ人、またパソコンやスマートフォンの電磁波の影響による体内の活性酸素の除去に役立つとのこと。
社会のIT化で様々な電化製品が普及していますが、そうした電磁波は体内で活性酸素を増やしてしまい、腸内環境も悪化させてしまいます。
そのため、若年層の老け見えに代表されるように、あらゆる部位が早く老化して、カラダはダメージだらけになっているのです。
そうして便秘などで腸内の悪化が進み、それが引き金となって、頭痛、うつなど脳(ココロ)の病へと発展していくのです。

腸内環境を整えるために、毎日、作り置きレシピとしてストックしておいた「塩発酵キャベツ」を食べ続けると、だいたい2週間ほどで、改善が見られるそうです。

キャベツ×塩だけで作れる

キャベツに塩を添加して、一晩寝かせて発酵させるだけで、乳酸菌がたっぷりとなるので、それを毎日食べ続けていると、腸内の悪玉菌はやがて少なくなり、2週間を過ぎるころには善玉菌優位の腸内環境へと改善されていくそうです。
そしてキャベツにはキャベジンを始めとする抗酸化作用のある成分があるので、体内の活性酸素を除去して、老廃物や毒素を排除してくれます。

そうすると肌荒れ、吹き出物、病原菌、ガン細胞などの元凶もデトックスされるので、肌もキレイになり、血流も良くなってくるので、リンパの流れも良くなり、脳や心臓への悪影響も改善されることになるのですね。
特に脳の血流が良くなると、神経回路もよくなり、ネガティブな感情も影をひそめてくれるようになるでしょう。

お子さんや高齢者でも食べやすい

キャベツはお子さんの嫌いな野菜には挙がっていませんが、揚げ物に添えている生のキャベツの千切りはあまり好まないのではないでしょうか?
マヨネーズやドレッシングをたくさんかければ食べやすくなりますが、他のおかずからの塩分も加わって塩分過剰になってしまいます。
それを「塩発酵キャベツ」に変えてあげると、ほんのりとした塩味で食べやすくなりますし、揚げ物の酸化した油脂による、体内での過酸化脂質の蓄積も防げるでしょう。
つまりお子さんの過体重や、様々なアレルギー予防になるということです。

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さいごに

ほとんどの病気の研究で、原因に腸内環境の悪化が挙げられていますが、塩発酵キャベツを毎日食べるだけで、ヨーグルトを食べなくても乳酸菌がたっぷりととれ、ついでに食物繊維も、抗酸化作用も摂取できるのは効率的ですよね。
洋食にも和食にもあうので、どんな料理にもあいます。

作り方はキャベツを千切りにし、重さを測り、その2%の塩を入れて、ジップロックなどで密封し、冷蔵庫で一晩以上寝かせるだけです。
密封していれば1ヶ月ほど日持ちします。
例)キャベツ1/4個(約250g)、塩2%(塩5g小さじ1相当)

今年は野菜の値段が上がったと言われていますが、1/4カットのキャベツなら、高くても300円以内で買えるでしょう。
それで様々な不調が消えれば、サプリメントよりもリーズナブルですよね。
自然の恵みでヤセ体質と様々な不調からサヨナラしましょう。