AnnaBabyTokyo

仕事・子育て・健康・栄養~働く女性を応援する情報ブログ

トロロのネバネバパワーで夏の胃を元気に!

野菜嫌いのお子さんでも、喜んで食べてくれる野菜の一つが、長芋をすりおろしたトロロ。
冷たいザル蕎麦やうどん、素麺にもあいますし、トロロご飯としても人気ですよね。
そんな夏に嬉しいトロロの活用術をご紹介します。

f:id:annababytokyo:20180720113322j:plain

夏は胃が弱りやすい!?

夏は暑さでカラダの代謝機能が落ち、胃の消化スピードも遅くなると考えられています。
そのため、夏は他の季節に比べると、胃の中での食べ物の滞留時間が長くなってしまい、なかなか食欲が沸きません。
そこへ体力をつけようと、無理に食べると太りやすくなってしまうのです。
また、暑いので、冷たいものを食べたり、飲んだりするので、胃が冷えて、さらに代謝が悪くなり、悪循環!

そこで、トロロのネバネバが胃の修復に役立つのです。

トロロは夏の疲れた胃を修復?

トロロにはジアスターゼという消化酵素が含まれています。
大根おろしなどにも含まれる成分ですが、辛いですよね。
しかし、トロロだと、辛味を味あうことなく、お子さんにもジアスターゼが取り入れやすいのが特徴です。
ジアスターゼは、暑さによる胃の代謝機能を高めるお手伝いをしてくれるので、夏太りも防いでくれるでしょう。
※『わかりやすい食品機能学』2017、三共出版

クエン酸が加わると、パワーアップ!

また、ジアスターゼは、梅干しやお酢などのクエン酸が加わると、相乗効果で胃が活発になるので、食欲が元に戻りやすくなります。
また、食べたものも、きちんと消化作業が進むので、胃の中にいつまでも食べ物が残っているような、残留感もなくなってくるでしょう。

クエン酸は、疲労回復作用があるので、胃だけではなく、暑さによるカラダ全体の体力をアップしてくれるでしょう。

トロロの活用法

冷たい麺類やご飯と共にトロロを一緒にいただくのもいいですが、トロロを混ぜ込むときに、同じネバネバ食材のオクラやなめこ、もずく、わかめなどを入れると、ネバネバ作用が高まります。
また腹持ちがいいので、食べ過ぎを防げるでしょう。
他の活用法としては以下の通りです。

  • 粉物料理のつなぎに
    お好み焼き、ホットケーキ、チジミ、焼き菓子など、小麦粉を使う料理のつなぎとしても活用できます。
    卵の代用として活用すると、卵アレルギーの方でも粉物料理が楽しめるようになります。
  • 加熱調理に
    長芋はトロロとしてすりおろす以外にも、そのまま輪切りにして焼いたり蒸したり、フライドポテトのように揚げても、ネバネバ作用が残り、もっちりとした食感が楽しめます。
    また卵焼きに入れるとふんわり食感をプラスすることができるでしょう。
  • 梅干しトロロ
    すりおろしたトロロに梅干しのみじん切りをプラスすると、前述のように、胃が活発化します。

さいごに

夏は食欲がない? はずなのに、無理に食べているケースも多く、結果的に夏太りに陥っている人が多いようですね。
夏の胃は、消化が遅い! ということを念頭に、トロロを取り入れてみましょう。