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9月はダニが発生しやすい? お掃除方法一挙公開!

9月は雨が多いので、梅雨と並んで湿気の多い時期です。
そして国の統計では、9月にアレルギー性のぜん息や、アレルギー性鼻炎を発症しやすいということもわかっています。
そのアレルギーの原因が「ダニ」です。

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9月と10月はダニが発生しやすい季節

日本環境衛生センターの調査で、1年で最もダニが発生する時期が9月から10月にかけてということです。
ダニにはマダニやツツガムシなど数百種類あることがわかっていますが、ぜん息や鼻炎を引き起こしやすいダニは「チリダニ」ということです。
チリダニもマダニと並んで、家の中ではどこにでも棲息しており、目に見えません。
ダニはタンパク質や糖質を好んで食べるので、ヒトのフケや髪、アカなども大好物です。
そのため特にチリダニは寝室に多いということがわかっています。
その中でも特に多いのがやはり「布団」です。
ヒトの肌が直接触れるので、どうしてもフケやアカが溜まりやすいのです。

布団を干すのは効果なし!?

お休みの日に晴れると布団を干す方も多いでしょう。
布団やシーツを洗った後に、天日干しする分には問題ないですが、単に干すだけだと、かえってダニが増殖しやすい温度帯になるので、逆効果です。
布団やシーツを洗わずにダニ対策をしたい場合は布団乾燥機がいいでしょう。

布団もシーツも丸洗いしよう!

羽毛布団は季節が変わるごとにクリーニングに出す人が多く、その間は、布団を干すだけの対応しかしていない人も多いでしょう。
しかし、それでは不十分で、しらないうちに、その布団はダニの棲家になっています。
羽毛布団は水に弱い!? と考えられていますが、天気予報を見て、3日ほど晴天が続くようなら、洗濯機で洗い、2~3日かけて内部の羽毛を十分乾かすと、ダニの死骸などが除去できて衛生的です。
敷布団は難しいかもしれませんが、掛布団は、家庭用の洗濯機で1枚ずつ洗えます。
ただダブルベット対応のかけ布団は、洗濯機の容量も大き目のものしか回らないので、確かめてみましょう。
シングルの羽毛のかけ布団なら、5kgタイプの一人暮らし用の洗濯機でも十分回せるでしょう。

アイロンも効果的!

さて、布団を洗わずに、ダニ対策したい場合は、布団乾燥機がいいのですが、お持ちでない人も多いことでしょう。
そんな時は、スチームアイロンで布団の表面をあてると、ダニが死滅します。
しばらくスチームの湿気が残りますが、数分置いたのち、今度は布団の表面に掃除機をかけると、死滅したダニの死骸を吸い取り、清潔になります。

部屋の掃除は夜の方がいい?

ダニは暗い場所を好むので、夜に増殖しやすいと言われています。
そのため、掃除にはやや不便ですが、部屋をある程度暗くした状態で、すばやく掃除機をかけると、大量に退治できるでしょう。
昼間の明るい時間帯は、ダニが暗い場所に移動して少なく、せいぜいダニの死骸しかお掃除できないからです。
特にカーペットなどは部屋を暗くして掃除機をかけてみましょう。

さいごに

食品のダニ対応については、過去の記事でご紹介しているので、以下もご参考にしてくださいね。

アレルギー性鼻炎やぜん息は特に小さなお子さんは心配ですよね。
しっかりダニ退治して家族の健康を守りましょう。