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ドランクオレキシア~飲酒のために食事を抜く女子大生が急増? 豪・研究

「ドランクオレキシア」という言葉をご存知ですか?
よく宴会の席で、お酒ばかりを飲み、食事にほとんど手をつけない人がいます。
そういう人たちを指す言葉ですが、オーストラリアの最新心理研究によると、そういう女子大生が急増しているようです!?
詳細を見てみましょう。

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女子大生は飲酒のために食事を抜く?

飲酒による健康被害は数多く報告されています。
南オーストラリア大学の研究によると、飲酒による健康被害を相殺するために、食事をスキップする女子大生が急増しているとのこと。
その心理とはどうなっているのでしょうか?

オーストラリアの女子大生を対象に飲酒パターンを調査

研究では479人の女子大生(オーストラリア在住)を対象に飲酒パターンを調査。
年齢は18~24歳でした。
この研究は、飲酒の悪影響を相殺するために食事を抜いてしまう「ドランクオレキシア」について調べた、世界初の試みであったそうです。

その結果、調査対象となった女子大生のうち、約80%が過去3ヶ月に「ドランクオレキシア」に近い行動をとったことがあるとのこと!
また28%の者が、定期的または目的をもって、飲酒した際は食事を抜くようにし、飲酒後に運動を取り入れたりして、アルコールの健康被害を減らそうと試みていたようです。

若年層女性が食事の代わりに飲酒するのは危険?

この結果をふまえ、研究者たちは、

アルコールをたしなむ人は、ときに過剰するぎる飲酒をしてしまい、翌日、後悔することも多いだろう。
しかし、若い女子大生の1/3近くが、意図的にアルコールのカロリーを相殺するために、食事を控えて、カロリー調整をするのは深刻な健康問題に発展する。

と述べています。

※参考:『豪州心理学者』

さいごに

国は違えど、どこの国の女子大生も、年齢的にダイエットが気になるお年頃。
飲酒をするなら体型維持のために食べない、という心理が強いようですね。
これはスイーツを食べてしまったから、食事を抜くのと、似たような心理。
若い頃からこうした行動が習慣化すると、未来の生活習慣病予備軍になってしまうので、女子大生がいらっしゃるご家庭では、優しくさとしてあげましょう。