AnnaBabyTokyo

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発達障害は腸の炎症を起こす食品を減らせば治る?

近年、「発達障害」が深刻化しており、社会問題になっていますね。
大人の発達障害をはじめ、お子さんの発達障害も問題になっており、多くが本人の性格や育った環境、学校でのいじめ、上司の叱責など、心の病として取り上げられています。
ただ、同じような環境でも、発達障害にならない人もいます。
それは近年の研究で、消化機能の問題が影響しているのではないか? ということがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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発達障害の主な症状とは?

発達障害は自閉症スペクトラム(ASD)や、注意欠陥(けっかん)多動性障害(ADHD)などに分類され、どの分類でも共通して、

  • 落ち着きがない
  • イライラ
  • コミュニケーションが困難
  • こだわりが強すぎる

といった症状があります。

発達障害は環境よりも食生活が原因?

多くの生活習慣病と同じように、発達障害も食生活が原因の1つだということが近年の研究でわかってきました。
発達障害の患者さんの健康診断を行うと、血液や便の状態から、共通して、消化機能に問題があることが多く、腸内細菌のバランスが悪く、腸で炎症を起こしているケースが見られるとのこと。
それを改善すると、子どもなら早ければ2ヶ月ぐらいから、また大人では半年から1年程度で、前述の症状の軽減が見られたということです。

食べ物がきちんと消化されないと、腸内でアレルギーを起こして炎症します。
また腸内が炎症を起こすと、脳ともつながっているので、神経系も炎症を引き起こすので、その結果、発達障害に陥っていることが多いと考えられるのです。
※参考:日本食品機能研究会 ”病気が改善しない「7つの原因」 ”

発達障害の原因食材とは?

分子栄養学会などの栄養療法研究によると、発達障害の原因だと考えられる、消化機能に問題を来たしている食材は以下の通りです。

  1. 砂糖(白く生成された砂糖のこと)
  2. 人口甘味料(アスパルテーム)
  3. うまみ調味料(グルタミン酸ナトリウム)
  4. 小麦製品(白く生成された小麦粉、パン、菓子類、麺類)
  5. 牛乳、乳製品(ヨーグルト、生クリームなど)
  6. マグロなどの大型回遊魚やキンメダイなどの深海魚
  7. マーガリン(トランス脂肪酸)

以上となっています。

長くなるので、それぞれの食材が、どのように発達障害の原因となるかは明日の記事でご紹介いたしますね。

さいごに

発達障害はアメリカや欧米の研究では、食の知識が少ない貧困層に多いということが統計でわかっており、やはり国から支給されるインスタント食品や砂糖が大量に入ったジュースなどが原因食材であることがわかっています。
日本ではまだ一部の機関でしか研究が行われていませんが、ご本人の性格ではなく、食生活で発達障害の症状の改善が進めば、円満な未来に希望が持てそうですよね。

まずはパン食や菓子類、インスタン食品やファストフード、乳製品の摂取を辞めてみることから始めてみましょう。