ヨーグルトをベースにした「ホワイトカレー」がこの夏、密かなブームとなっていますね。
茶色くならない香辛料を入れ、唐辛子の量を調整すればお子さんや高齢者の方でも食べやすいカレーになります。
ヨーグルトベースなので、夏バテ予防にも最適です。
ホワイトカレーとは?
ホワイトカレーは、1990年代に、北海道のカレー専門店がメニューに取り入れ、口コミで広がったのが始まりと考えらています。
2006年頃には、大手食品メーカーがレトルトカレーを発売し、2018年に入ってからは、一部の大手牛丼チェーンやファミリーレストランでも取り入れられるほどの人気に!
お店やメーカーによって特徴が違いますが、一般のカレーに使われるターメリックなどの黄色い色素成分を含まない香辛料を使うことが特徴です。
ヨーグルトベースのホワイトカレーにブームの兆し?
カレーのレシピは、ご家庭でも様々ですが、野菜などの具を煮込むときに使用する水を少し減らし、ヨーグルトで煮込むと、濃厚な味わいになる上、ヨーグルトの酸味で、免疫力UP効果が期待でき、夏バテ予防にもなるでしょう。
ホワイトカレーに使う香辛料も、クミンシードやカルダモン、コリアンダー、ショウガ、ニンニクなどを使うと、黄色い色素成分がないので、出来上がりが白くなり、それでいてちゃんとカレーの味がします。
香辛料は、総じて、辛み成分により、体内でウイルスや細菌などの殺菌作用があるので、免疫力がUPしやすいのです。
ヨーグルトとの相乗効果もバツグンですね。
簡単ホワイトカレーの作り方
【材料】4人分
- 玉ねぎ 250g(大1個程度)
- じゃがいも 大2個
- ニンニク 10g
- ショウガ 10g
- 鶏肉 400g
- オリーブオイル 大さじ1
- 水 400cc
- ヨーグルト(無糖) 200g
- お好きな香辛料(クミンシード、カルダモン、コリアンダー)
- 唐辛子 小さじ1/4 ※辛いのが苦手な方はなくてもOK
- はちみつ 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 牛乳(豆乳) 100cc
【作り方】
- 玉ねぎ、ジャガイモ、鶏肉を食べやすい大きさにカットする。ニンニクとショウガはみじん切りにしておく。
- 厚手の鍋に、オリーブオイルをしき、1を炒める。玉ねぎの色が透き通ってきたら、水400ccを注ぎ、沸騰直前まで中火で煮込む(約10分)
- その後、ヨーグルト、香辛料、唐辛子(※)、はちみつ、塩を入れて、中弱火で10分ほど煮込む。
- 仕上げに牛乳(豆乳)を入れ、全体にもったりしたら出来上がり。
ごはんや、ナン、パンなどと一緒にお召し上がりください。
さいごに
まだ外食で食べられるお店が少ないので、ぜひ話題のホワイトカレーを、ご家庭でトライしてみてください!
ブームが続くようなら、ホワイトカレー用のカレールーも登場し、大手カレーチェーンでも定番メニューの仲間入りを果たすかもしれませんね。