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生鮮食品で日持ちしやすい食材、しにくい食材

生鮮食品の中でも、特に野菜は日持ちするものと、しないものに分かれるので、まとめ買いの時に、ポイントを知っておきましょう!

日持ちしやすい食材とは?

  • 野菜:玉ねぎ、長ねぎ、じゃがいも、にんじん、ニンニク、生姜
  • 塩鮭や魚の干物

上記の野菜や卵は2週間ほど日持ちしますが、長ねぎに関しては1週間程度と考えておきましょう。 塩鮭や魚の干物は「塩蔵」という昔ながらの保存方法なので、冷蔵庫で1週間程度ですが、パッケージの日付に関わらず、冷凍すると2週間から1ヶ月ほど持ちます。 しかし、冷凍庫も魔法の箱ではないですし、在庫が溜まりがちなので、1週間か2週間で食べきる量のものを購入しましょう。 また、解凍してから時間がたつと、傷みやすくなるので、食べる直前に解凍して加熱調理を行ってください。

ひと手間加えると日持ちしやすくなる食材とは?

  • 野菜:ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、小松菜、ほうれん草、ニラ
  • 肉類:豚肉肩ロース、豚のブロック肉、鶏モモ肉、鶏ムネ肉

キャベツは塩もみにしてからジップロックで保存したり、酢キャベツとして甘酢に漬けておけば日持ちします。 シンプルな最小限の調味料を使った保存法なら、お料理の下味となり、キャベツ料理を楽しむことができるでしょう。

白菜は1/4カットのものを購入して、ザルや網に入れて、天気のいい日に半日ほど干してから新聞でくるんで冷蔵保存すると日持ちするでしょう。

小松菜やほうれん草、ニラなどの青菜は、袋から出し、水を入れたコップに根元だけつかるように入れ、葉の部分は大き目のビニール袋をかけて、冷蔵庫の野菜室で縦に入れて保存しましょう。 飲料水置き場に置いてもいいでしょう。花瓶にお花をいけるような感じです。 コップに入れた水が気になるようでしたら、キッチンペーパーを水にぬらし、根元だけ包んでから冷蔵庫で保存するのもいいでしょう。この方法も、切り花を買った時と同じですね。

ブロッコリーやカリフラワーは軽く茹でるか、レンチンしてから冷凍室で保存しましょう。 この2つは、冷凍保存しても、比較的味が落ちにくい野菜です。

肉類も丸ごと茹でてから保存すると食中毒の心配も減り、風味も損ないません。 なるべく冷凍保存するのが望ましいでしょう。

日持ちしにくい食材とは?

  • 野菜:大根、れんこん、なす、きゅうり
  • ひき肉
  • 豆腐、こんにゃく

大根やれんこんは、日持ちするようなイメージがありますが、3~4日たつと、水分がぬけて干からびてしまいます。 食べきりサイズのものを購入して、長期間保存しないようにしましょう。

なすやきゅうりは、傷むとズルっとなり、他の食品にも影響します。 鮮度の高いものを購入しても3~4日しか日持ちしないので、大量に買わないようにしましょう。 なすは加熱調理することがほとんどですが、きゅうりはサラダや酢の物など、ほとんど生食で使用するので、鮮度が大切です。

ひき肉は、食肉の様々な部位の肉がミックスされているので、意外と傷みやすいです。 購入した次の日には使い切るようにしましょう。 加熱調理後、冷凍保存するようにしてください。(マーボー豆腐、ひき肉入りカレーなど)

豆腐とこんにゃくは、密封保存してあるので、賞味(消費)期限だけ見ていると、1週間ほど持つように思いますが、開封後は、傷みやすいので、その日に食べきるようにしましょう。

さいごに

賞味(消費)期限は、未開封で保存した場合の日付なので、惑わされてしまいますが、生鮮食品の場合は、鮮度が落ち、傷みやすいので、「開封後はすぐ!」と覚えておきましょう。 また、野菜は賞味(消費)期限が記入されていないので、ご自身の経験や工夫で管理することが大切ですね。 美味しく食べるためにも、賢く生鮮食品を購入しておきたいですね。