AnnaBabyTokyo

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認知度4割強の「お盆玉」今年の平均金額は?

両親の帰省の際、おじいちゃん、おばあちゃんからもらう小遣いを「お盆玉」と言うそうですね。
お正月にもらう「お年玉」と対抗して、お盆にもらうので「お盆玉」というそうです。
一昨年ぐらいから認知度が上がり始め、今年は4割強の認知度になっているようです。

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「お盆玉」とは?

東北地方には、江戸時代ごろから「盆玉」という風習があり、元々は、商家などに丁稚奉公に来ていた子どもたちを、お盆に郷へ帰す際、お土産を持たせていたことが起源のようです。

やがて昭和に入り、下駄や米などの生活必需品ではなく、小遣いという形になりました。
そしてお盆に両親の規制で、おじいちゃん、おばあちゃんに会うと、全国的に、子どもはお小遣いをもらうことが多いので、2010年頃から、東北地方の風習とあわせて「お盆玉」という造語ができ、年を追うごとにその風習が定着してきているようです。

お盆玉は祖父母のマナー?

成長期のお孫さんがいるシルバー世代の間では、お盆にお孫さんが遊びに来ると、「お盆玉」を渡すのが、マナーとなっているそうです。
まだ知らない人も多いようですが、2016年には16%ほどだった認知度が、2017年には約30%、そして今年(2018)は約40%にまで認知度が上がりました。(あおぞら銀行調べ)

お盆玉の平均金額は?

お盆玉も、お正月のお年玉のように、小さいお子さんや、高校生ぐらいまではもらっているようですが、現在わかっているだけで、今年の全国平均金額は、5,800円ほどだということです。
平均金額も年々、高額になってきている模様です。

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お盆玉の相場は?

お盆玉は、おじいちゃん、おばあちゃんの懐具合によっても違ってくるでしょうが、平均相場としては、お年玉よりも低めに設定されているようです。

  • 小学生以下 1,000円前後
  • 小学生 1,000円~3,000円
  • 中学生 3,000円~5,000円
  • 高校生以上 5,000円~10,000円程度

さいごに

文具店では、「お盆玉」と書かれたポチ袋の売れ行きが上がっているようで、様々なデザインのものが購入できます。

来年あたりには、お年玉のように、なくてはならない存在になっているかもしれませんね。

今のところ、シルバー世代の方々がお孫さんに渡すのが主流ですが、お年玉のように、社会人となったお子さんが、両親や祖父母に渡す風習も出てくるかもしれませんね。