AnnaBabyTokyo

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Tシャツの型崩れを防ぐ洗濯方法のポイントとは?

夏は汗をかくので、1日何回も着替えている方も多いでしょう。
価格もリーズナブルで、デザインも様々なので、Tシャツを何枚も所有している方が多いと思います。
お子さんの着替えとしても重宝しますよね。
しかし、Tシャツの襟ぐりがすぐにヨレたり、生地が伸びたり、悩み事もつきません。
それは品質が悪いから?
Tシャツの品質の良し悪しの前に洗濯方法を見直してみましょう。

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Tシャツの型崩れは品質のせいではない!

Tシャツは、安いものから、デザイナーものの高価なものまであります。
型崩れすると、「安物だったからね」と品質のせいにしがちです。
しかし、高価なTシャツでも型崩れはするのです。
使っている生地の薄い厚い、綿素材がチープなものか、オーガニックのものか、という差はあるかもしれませんが、「洗濯」という課程においては、そう品質は関係しないでしょう。

Tシャツが型崩れする原因として、

  • 他の洗濯物と一緒に洗濯機を回すので、その時点で生地が伸びる
  • ハンガーに干す時に、襟ぐりからハンガーを入れている
  • 干す時に、生地を手で広げている

こうした原因が考えられます。
脱水が緩やかな、「おうちクリーニング」機能の洗濯機で洗うのも手ですが、Tシャツだけよけてオシャレ着扱いして洗うのも面倒でしょう。

今まで通り、洗濯機で気軽にジャブジャブと洗うにはどうすればいいのでしょうか?

Tシャツの襟ぐりを輪ゴムで止める

まず、太くて輪が大き目の輪ゴムをTシャツ1枚につき、1つ用意します。
そして、襟ぐり部分だけ、閉じた巾着袋のように生地をひとまとめにし、用意した輪ゴムでややきつめにくくります。

その後、いつも通り、洗濯槽に入れて、他の洗濯物と一緒に洗います。

洗濯槽にテニスボール3個を入れる

次は、洗濯機をまわす時の注意点です!
洗濯槽内に、いつも通りTシャツや他の洗濯物を入れます。
その中に、市販のテニスボール3個を入れて、通常通り、洗剤を入れて、全自動スイッチを押すだけ。
洗濯中は、槽内で洗濯物をまわしながら洗いますが、その時にテニスボールが3個存在するだけで、ボールが槽内を泳ぐので、洗濯物が絡まないのです。
脱水時もしかり。
洗濯機の完了ブザーがなると、洗濯物を干す時に、絡まった衣類をほどくだけでも大変ですよね。
しかしテニスボールを3個入れているだけで、脱水後の洗濯物が絡まないので、Tシャツをはじめ、洗濯物の生地が伸びにくくなるのです。

ハンガーは、下から通してセットすること!

衣類をハンガーにかける時、Tシャツなどの被り物の衣類は、下からハンガーを通すのが鉄則です。
しかし、面倒なので、ついつい襟ぐりからハンガーを通してしまいますよね。
せっかく、Tシャツの襟ぐりを輪ゴムで止めたり、洗濯機にテニスボールを入れて、衣類の絡みと伸びを防いでも、この行為で全て無に終わると心得ておきましょう。

衣類が濡れた状態の時、生地は伸びやすく、型崩れしやすい傾向にあるのです。
逆に考えると、衣類が濡れている状態の時に、型を整えれば、乾いた時に、理想に近い感じで乾くので、大切な衣類を守るために、ハンガーはくれぐれも、襟ぐりから入れないようにしましょう。

生地は広げず、両手を使って叩くこと

ご家庭によって、課程が前後するかもしれませんが、洗濯物を干す時、ハンガーなどにかける前か後に、生地を左右に広げる方が多いですね。
シワが伸びるという迷信のもと、クセのようになっている人も多いのですが、これもTシャツの型崩れや生地を伸ばしてしまうNG習慣です。

濡れている記事は、不安定なので、無造作に手で生地を広げると、広げムラができ、生地のゴワつきの原因にもなります。
生地は広げずに、両手で叩いて、シワを伸ばしましょう。

ハンガーにかけてから、生地を両手で挟むようにし、手を叩く要領で、生地を叩くのです。
そうすると生地を広げすぎないので、生地が伸びないのです。
参考:『被服整理学』日本女子大学家政学シリーズ 朝倉書店

さいごに

毎日の洗濯1つでも、衣類を大切に長く着られるコツがあるのですね。
Tシャツは消耗品!? と考えられがちですが、何度も買い足さずに、お気に入りのTシャツを長く愛用できる術を知れば、衣類代の節約にもなるでしょう。