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散歩より徒歩通勤のほうが健康的? アメリカ・研究

少しでも運動量を増やそうと、日常的に「散歩」を日課としている方も多いことでしょう。
しかし、犬の散歩を代表するように、特に目的なく、家の近所を歩く「散歩」は、さほど健康的とは言えないようです!?
徒歩通勤のように、目的をもった「徒歩」のほうが健康に効果があるようです!
アメリカの最新研究を見てみましょう。

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散歩よりも目的をもった「徒歩」が健康的?

アメリカのオハイオ州立大学の研究によると、人は通勤など、目的をもって歩くとき、普段よりも早足になるので、より健康的になるそうです!

研究では、2016年4月から2017年5月にかけて収集された『2017年度 全国世帯トラベル調査』のデータが解析されました。

約12万人分の健康評価の詳細とは?

データには、18~64歳、約12万名分の健康評価が含まれていました(自己申告)。
参加者は異なる目的で、何分間歩くのか、「通勤」「ショッピング」「遊びに行く」「自宅以外での徒歩旅行」などについて回答していました。

研究班は、歩く時間や目的に関係なく、歩くこと自体が「自分の健康」だと信じている人が多いことを発見しました。

また、通勤での徒歩が1日10分増えるごとに、他の目的で歩く人と比べて健康スコアが6%UPすることも発見しました。
用途別の徒歩では、「仕事」「ショッピング」「遊びに関係ない徒歩」は、健康スコアを3%上昇させていたようです。

目的が違うと歩くスピードも違う?

統計では、通勤で歩くとき、人は別の目的のときと比べてより速く、平均で「2.7マイル/時」、速く歩くこともわかってきました!
それに対して、夕食後の散歩の平均歩行速度は「約2.55マイル/時」でした。

研究者たちは、
「スポーツジムやレクリエーションに行くことだけが「運動方法」ではない。
簡単な方法でアクティブな時間を、毎日の運動スケジュールとして入れることができる」
と述べています。
※参考:『乗り物と健康雑誌』

さいごに

確かに、会社へ行くときや、だれかと待ち合わせをしているときは、気持ちが競って、歩くのが早くなりますよね。
ウォーキングや運動も、ある程度、目的をもって行うほうが、健康度UPにつながりそうですね。
しかし、ゆっくりとした運動でも、やらないよりも、実行したほうがいいので、無理のない範囲で身体を動かしておきましょう。