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寝苦しい熱帯夜の快眠方法!体温を下げる工夫とは?

まだまだ残暑が続き、9月中旬ぐらいまでは熱帯夜に悩まされる日もあるでしょう。
そんな寝苦しい熱帯夜でも、気持ちよく眠れる方法をご紹介します。
ポイントは、「体温を一度上げてから下げる」ことです。

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体温を上げてから下げると誘眠効果が!

人間のカラダは、生理的に体温が一度上がり、そして、体温が下がっていくとに睡魔が襲ってくる作用があります。
炎天下の中を歩き回り、涼しいオフィスや家の中にいてしばらくすると、眠くなりませんか?
また、昼食や夕食の後、しばらくすると睡魔が襲ってくるのも、摂食行動で体温が一時的に上がりますが、食後しばらくすると体温が下がってくるので、眠くなるのです。

この状態を意図的に、寝る前にも取り入れれば、熱帯夜でもすぐに眠ることができるでしょう。
※個人差があります。また精神的にイライラしている場合は、誘眠にならない場合もあります。

寝室をエアコンで冷やし、タイマーをセット

寝室は就寝時に、少し寒いくらいの温度にセットして冷やしておきましょう。
冷房の効いていない廊下から移動してくると、「体温を一度上げてから下げる」という状態が一時的に作られるので、眠くなりやすいでしょう。
冷房は就寝後1~2時間後に切れるようにセットすれば、冷房冷えで風邪を引くこともありません。
そうすると、熱帯夜の日は、部屋の温度が上がってくると、また眠れなく場合があります。
その時も、無理せず一度冷房で部屋を冷やし、またタイマーをセットしなすといいでしょう。

扇風機の前に濡れタオルをセット

暑くても、冷房の風が苦手!
という人は、扇風機の前に、濡れタオルをセットしてみましょう。
すると、タオルに含まれた水分が風に吹かれて蒸発する過程で、空気の温度を下げてくれます。
冷房よりも電気代の節約にもなります。
また冷房派の人も、タイマーが切れてしまった後の対策として、扇風機も同時に用意しておくと、扇風機の風で冷気が部屋にまわりやすくなる上、冷房が切れた時に、部屋の温度が上がりにくくなります。

枕にアイスノンまたは保冷剤

暑さは、カラダ全体で受け止めているので、汗をかいたりするわけですが、「暑い」と感じる感覚神経は脳が支配しています。
そのため、頭部が冷えていると、カラダ全体も、さほど暑さが感じにくくなります。
枕にタオルで巻いたアイスノンや保冷剤をセットして眠ると、ひんやりと心地よく、誘眠作用が望めるでしょう。
頭がゴワゴワするようなら、バスタオルなど厚めのタオルにするか、首元を冷やしてもいいですね。
しかし首周りは冷やし過ぎると、寒く感じて逆に夏風邪をひく場合もあります。
アイスノンや保冷剤の位置を、自分なりに変えて調整してみてください。

心が苛立たないように寝る前のアイスクリームは控える

夏の時期は、お風呂上がりや寝る前にアイスクリームを食べる人が多いようですね。
体温下げる目的ではアイスクリームは理に叶っているように思えますが……!?
でもこれはNG習慣と言えるでしょう。
アイスクリームには多量の砂糖が含まれています。
寝る前に多量の糖分を摂ると、交感神経が活発化して目が冴えてしまいます。
そうすると寝る前にイライラして、怖い夢を見やすいという研究報告もあります。
また寝る前に胃を冷やすのもいただけません。
寝る前に体温を下げる行為は、冷房や扇風機、アイスノンなど、体感温度で調節するのがベターでしょう。

さいごに

冷房で冷え切っている人は、もとから体温が低いので、逆に眠りにくいかもしれませんね。
そんな時は、シャワーを浴びたり、湯船につかったりして、一時的に体温を上げ、その後、体温を下げるようにすると、イイ感じでカラダがグッタリして眠くなってきます。

繰り返すようですが、ポイントは、「体温を一度上げてから下げる」!
これを覚えておくと、寝苦しい熱帯夜でも快眠できるかもしれません。