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パパ似の赤ちゃん健康度が高い?米・研究

産まれた時に、パパ似であった赤ちゃんは、1年後の健康度が、ママ似の赤ちゃんよりも高いことが、アメリカの最新研究でわかってきました。

パパ似の赤ちゃんはどうして健康なの?

アメリカのニューヨーク州立大学ビンガムトン校と南イリノイ大学は、共同で、ママと乳児、二人で暮らす母子家庭715世帯を対象に調査を行ったところ、パパ似の赤ちゃんを持つ父親が、子育てに積極的で、その影響が赤ちゃんの健康につながることが示唆されました。

母子家庭を対象とした調査なので、父親が赤ちゃんに会いに来てくれる頻度が調査されたのでしょうか?

研究によると、赤ちゃんが誕生した時に、パパに似ていると、1年後の赤ちゃんの健康状態がよく、パパが赤ちゃんと過ごす平均時間の差は月あたり、2.5日分(60時間)長いことがわかりました。

パパにとって、赤ちゃんが自分に似ていると「我が子」という確信が強くなり、そのため赤ちゃんと、もっと一緒にいたいという心理が働いて、時間が増えていくようです。

何らかの理由でパパとママが一緒に暮らせない場合、赤ちゃんにとってパパとの時間を少しでも多く確保してあげることが、赤ちゃんの未来の健康において重要であることがわかりました。※参考:『健康経済学雑誌』

パパが子どもの世話や監督をしやすい

パパと子どもの接触時間が長いと、頻繁に父親が子育てに関わることになるので、子どもの世話や監督が行き届くようになり、子どもの健康や、経済的なニーズも収集できるようになるようです。

この研究ではパパ似の赤ちゃんを持つ父親の方が、例え一緒に住めなくても、子育てに関わるようになれば、子どもの健康状態が良くなる、という結果が得られましたが、もしパパ似でなくても、会う回数が多いほど、お子さんの健康に繋がっていきそうですね。

子育てに関しては、ママの「母性」が強調されがちですが、今後は「父性」ももっと重視されるようになっていくでしょう。