AnnaBabyTokyo

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ダイエット成功は自己監視力

毎日、体重を測ったり、食べたものを記録するダイエットが一時期はやりましたね。
このダイエットは習慣化すると成功しやすいのですが、途中で面倒になり、記録を辞めてしまう人も多く、課題も残りました。
しかし、アメリカの最新「肥満学」の研究の結果、結局ダイエットに成功する人は、自己監視力が強い人だということがわかってきました。
詳細を見てみましょう。

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ダイエットに自己監視力は最重要項目なのか?

アメリカのヴァーモント大学の研究では、142名のオンライン参加者を対象に、毎日の食事記録を要請しました。
半年に渡って、参加者たちは、週に一度、栄養士とオンラインカウンセリングを受けながら食事記録を続けました。

参加者のログイン記録から、食事記録の入力にどれだけの時間を要しているかも調査され、スタート時の体重よりも10%減の減量に成功した人たちは、最初の頃よりも、入力時間が10分ほど早くなっていることがわかりました。

最初の月の入力時間の平均は1日23.2分、要していたのに対し、半年後には1日平均14.6分に短縮されていたのです。

ダイエット成功は自分に向き合うマメさが大切?

しかし、研究者たちは、食事記録の入力スピードがダイエット成功ではないと述べています。
参加者の食事記録システムのログイン回数が最も重要だということです。
142名の参加者のうち、やはり途中で記録を辞めてしまう人や、数日おきにログインする人は当然ながらダイエットの成功率は低く、きちんと毎日ログインして、まじめに食事記録を登録する人たちが減量に成功していたということです。

毎日入力しているから、食事記録を入力するスピードも速くなっていたのですね。

そして毎日1回だけログインするよりも、3度の食事毎にログインして入力するマメな人が、最も減量の成功率が高かったようです。

この姿勢は、減量に対して真摯で、自己監視能力もある、ということになるそうです。
※参考:『肥満学』2019年2月

さいごに

全ての物事において、毎日コツコツ努力する人が報われるように、ダイエットも同じことが言えそうですね。
食事記録は例えば、ダイエットアプリやブログ更新、SNSを利用したり、書店や文具店で購入できる食事記録や体重記録ノートを利用するだけで実現できるので、「自分に厳しくなろう!」と思っている人は実践してみましょう。

ノートやアプリの記録を読み返すと、いかに自分に甘いかもわかり、自己分析にも役立つかもしれません!?