AnnaBabyTokyo

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野菜別! 栄養価を高める冷蔵保存方法とは?

昨日の記事で、野菜には成長点があることをお伝えしました。
本日は、その成長点を抑えつつ、買い置きした野菜をできるだけ長く賢く冷蔵できるポイントをご紹介いたします。

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にんじん、だいこん、蕪などの根菜類

今は一年中、にんじんも大根もスーパーで購入できるようになりましたが、本当の旬は秋冬なのでこれからです。
旬の時期になると、にんじんも大根も立派な葉つきで購入できることも多く、葉も栄養価が高いので、葉物野菜を一緒に買ったようにお得な気分になるものです。
葉をつけたまま保存すると、栄養価が保たれるように思いますが、必ず、冷蔵保存する前に、付け根(ヘタ)から切断してしまいましょう。
大根でよく見る、茎を1cmほど残して売られているものも、ここからまた根の栄養分を糧に葉が伸びてくるので、そのヘタの部分を切断するのです。

また蕪の場合は、ほぼ葉付で買うことになりますが、こちらも面倒でも、買ってきてすぐに調理しないのであれば、ヘタから切断し、茎&葉の部分は別に保存してください。

この状態でラップまたポリ袋やジップロック入れて、なるべく冷蔵庫内の空気に触れないように、密封して保存すると、栄養も水分も逃さずに頂けるでしょう。

キャベツは芯をくりぬこう

キャベツも育ちやすいので1年中スーパーで購入できるアイテムですね。
丸ごと1個で売り出していることも多く、日持ちがするので重宝しますね。
しかし、次に使う時に葉がしなびていると、それは栄養価が落ちていることになります。
シャキシャキ感を1週間以上持たせるには、キャベツの裏側にある芯をくりぬいて、水で濡らしたキッチンペーペーを詰めてからポリ袋などでくるんで冷蔵庫で保存しましょう。
キャベツのくりぬいた部分からペーパーの水分を吸い取り、葉脈まで水分を届け、日にちがたってもシャッキリとした水分の多いキャベツがいただけます。

カボチャは種をくりぬいてから保存

カボチャは1/4カットで購入することが多いと思いますが、種とその周りにあるワタに水分が多く、そこからカビが生えてくるので、この部分をくりぬいてからラップなどでくるみ、その上でビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
「カビは切り落とせば大丈夫?」と思いがちですが、思わぬ菌が発生していて、食中毒の原因にもなりかねないので、カビの原因となりやすいものは、予め取り除いておきましょう。

葉物野菜は買ってきたまま保存

小松菜やほうれん草、水菜などの葉物野菜は、最近、野菜名や産地が印刷された、専用ビニール袋に入って売られていることが多いですね。
そうした場合は、そのまま冷蔵庫で保存した方がいいでしょう。
その専用ビニール袋に、各野菜が長持ちしやすい工夫が施されているので、わざわざ取る必要がないからです。

ただし、宅配の有機野菜セットなどは産地直送で、簡易包装の場合も多いので、そうした場合は、根の部分を水で濡らしたキッチンペーパーで巻いてから、冷蔵庫の野菜室で、立てて保存すると持ちが良くなるでしょう。
野菜は育ったときと似たような環境で保存してあげると、日持ちもよくなります。

同様に、きゅうりやいんげん、オクラなどもなるべく立てて保存してあげましょう。

さいごに

ご存知のことも多いかもしれませんが、冷蔵庫をチェックして、野菜にとってよりよい環境をつくり、美味しい野菜をいただきましょう。