AnnaBabyTokyo

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少しの工夫で栄養価を高める食品の冷蔵テクニック

週末に野菜などを買いだめし、冷蔵庫にそのまま保存している方は多いでしょう。
また、少しでも新鮮で、農薬の心配の少ない野菜を宅配で届けてもらっている方もいらっしゃいますよね。
しかし、冷蔵庫は魔法の箱ではないので、せっかく無農薬の野菜などを買っても、保存次第で、栄養価は半減しているかもしれません!?

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野菜類は包んで守ることで栄養価をキープ

野菜などを冷蔵保存すると確かに長持ちしますよね。
低温に保つことで、雑菌などの活性が防げるので、確かに腐敗予防にはなります。
しかし、実際に料理に使う時に、腐ってはいないけど、水分が抜けてしなびていたり、パサパサとした感じになっていないでしょうか?
それは食品の水分と共に、栄養価も抜けて行っている証でもあります。

また冷蔵庫はわりと乾燥が進んでしまうものなので、野菜の水分が抜けやすいのです。
そのため、野菜類は古新聞やキッチンペーパーでくるみ、密封できるポリ袋なども使用して冷蔵庫内の乾燥から守らなくてはいけません。
そうすることで、長く野菜の栄養価も水分量もキープできるのです。

野菜の成長をストップさせてから冷蔵しよう!

冷蔵庫内であっても、日にちがたってしまったニンジンや玉ねぎ、じゃがいもなどがら芽が出てきたのを、見たことがある方も多いでしょう。
これは野菜の成長点を残したまま保存しているからです。
根菜類なら一般に、ヘタを呼ばれている根の可食部と葉の生え際の境目の部分を切り落としておくと、根菜類の成長点が排除されるので、野菜の劣化が防げ、栄養価もキープできます。

野菜は光と湿気、温度で腐敗が進む

野菜によっては常温保存したくなるものもありますが、野菜を部屋に置いているだけで、害虫が寄って来たり、雑菌が繁殖してキッチンが不衛生になってしまいます。
また野菜にとっても日中、日の当たる部屋に置いておくと、腐敗が進むことになります。
また9月は雨が多く、湿気も多い季節なので、それも腐敗の原因になります。
そして温度も、9月はまだ日中の温度は高いので、一度収穫して、土壌から離れた野菜にとっては腐敗しやすい環境となります。

そのため、冷蔵庫の野菜室は、野菜が住みよい温度帯に設定された環境となっているのです。
野菜類は汚れを取り、成長点を切除してから、新聞紙やキッチンペーパーでつつみ、今度は、冷蔵庫内の乾燥から守るようにして保存してあげましょう

野菜の呼吸を止めるとビタミンCがキープ!

野菜をジップロックなどに入れて密封すると長持ちする? というお話はよく聞きますよね。
これは野菜の呼吸を密封することでストップさせるので、野菜は呼吸できない上に、空気中に水分やビタミンなどの栄養成分の放出もできないので、鮮度が維持できるのです。
特にビタミンC量がキープしやすくなるので、オススメの冷蔵保存法です。

さいごに

長くなるので、冷蔵保存の概要だけお伝えしましたが、明日の記事で、食材別の冷蔵保存方法をご紹介いたします。