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思春期に競技スポーツを体験した女子は中年期の健康度に貢献?北欧・研究

女の子がいらっしゃるご家庭のママ必見!
思春期に競技スポーツを本格的に取り組んでいた女子は、中年期の健康度がUPするそうです。
ママ世代も、この時期にスポーツをしていた女性は、健康なのではないでしょうか?
フィンランドの臨床医学研究の詳細を見てみましょう。

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中年女性の徐脂肪体重と骨密度は思春期のスポーツ有無で決まる?

フィンランドのユヴァスキュラ大学の研究報告によると、中年女性の徐脂肪体重と骨密度の増加、身体能力の向上は、13~16歳の時期に、スポーツに取り組んでいたか否かで結果が違うことがわかった。

研究チームは、47~55歳までの約1,100名の女性を対象に、思春期の身体活動、初潮年齢、中年期の健康状態の関連を調査しました。

思春期のスポーツ有無は中年期の健康に貢献

調査の結果、中年期の身体活動を考慮しても、思春期の時期にスポーツをしていた女性は、総じて健康度が高いことが分かりました。
しかし、筋骨格系の問題は、スポーツの有無は、関連していませんでした。

遅い初潮の女性は骨密度が低い?

初潮年齢に関しては、14歳以上で初潮を迎えた人は、一般的な12歳以下で初潮を迎えた人たちよりも、中年期の骨密度が低いことが明らかになりました。
この事実は、思春期にスポーツをしていても、遅い初潮は骨密度を下げる要因になっているそうです。

もし12歳前後のお嬢さんがいらっしゃるなら、初潮の遅れに注意が必要、ということです。
※参考:『臨床医学雑誌』

さいごに

女性を対象とした調査ですが、思春期のスポーツは、健康上の問題だけではなく、敏捷性を養ったり、判断力を向上させたり、といった精神面の向上も期待できるので、取り入れてあげたいですね。