AnnaBabyTokyo

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幼児期の昼寝習慣で学習能力に差がつく?米・研究

幼児期のお子さんに、お昼寝の習慣はありますか?
今は習い事に忙しいお子さんや、家にいる時はゲームに夢中で、お昼寝の時間を持たない子もいるようですが、このお昼寝習慣が、学習能力を高めてくれるかもしれません!?

詳細を見てみましょう。

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幼児期の昼寝習慣は学習力をUP?

アメリカのアリゾナ大学の研究では、3歳の子ども39人を次の2つのグループに分けて、昼寝と学習の関係性を調べました。
2つのグループとは、次の通りです。

【A】昼寝習慣のある子ども(1週間4日以上)
【B】昼寝をする習慣が少ない子ども(1週間3日以下)

その後、

  • 新しい動詞を学習してから30分の昼寝
  • 学習後、昼寝をせずに起きたままの状態

この2つの行為の経過が調べられました。

学習して1時間以内に眠るといい?

その結果、学習して30分の昼寝をした子どもたちは、【A】と【B】、どちらのグループにも関わらず、翌日、学習した内容が定着していたことがわかりました。
※参考:『子供の発達』2017年1月

ポイントは、昼寝から起きた後に学習するのではなく、昼寝の前に学習して、学習後1時間以内に眠ると、記憶が定着するようですね。

よく、「寝る前に勉強すると忘れにくい」と聞きますが、夜のお勉強にも役立つかもしれませんね。

さいごに

学習した内容の記憶は、脳の「海馬」という小さなエリアにストックされていきますが、繰り返し学習することで記憶が定着し、忘れにくくなると考えられています。
しかし、短時間の学習で、お勉強が抜群にできるお子さんは、いつの時代にもいるものですよね。(学生や大人でも)

こうした人たちは、知らずに、学習と睡眠の関係を、上手に使っていたのかもしれません。