AnnaBabyTokyo

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筋トレはダイエットやお腹やせ他、心血管も丈夫に!

筋トレは腹筋や背筋をはじめ、家庭や女性でも使いやすい小型ダンベルを使用したトレーニングなど、ちょっとしたブームになっていますね。
国民の運動不足が問題視されている中、とてもいい傾向のように思います。
女性が筋トレを行う理由は、主にダイエットやお腹やせ、お尻やせが目的かもしれませんが、筋トレは心血管の健康を改善する、一番の予防&改善策! ということがスペインの研究で明らかになってきました。
詳細を見てみましょう。

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筋トレは血流をよくし心血管系の治療に?

スペインのナーバラ州立大学の心臓研究で、筋トレはカラダ全体に張り巡らされる血管の健康を支えるのに、今後、有用性が高まるだろう、と発表しました。

すでに、アメリカ、スペイン、スウェーデン、ポルトガルなどでは、身体活動を心血管系疾患の治療法として取り入れています。
理由は、薬物と違い、身体活動は、ほとんどの場合において、副作用がなく、ある程度までなら、運動量を増やすほど心臓や血管の健康につながるからだそうです。

また、筋肉量や筋力の低下は、心筋にも影響するので、筋トレは有用なのですが、ほとんどの場合、「筋トレが心臓にいい」ということは忘れられており、真剣に治療法として取り入れる国が少ないとも指摘されています。

心臓も血管も筋肉でできている

「筋肉」というと、腕や脚、胸板、腹筋など、目に見えるところばかり意識してしまいますが、心臓も血管も筋肉でできているのです。

心臓には「心筋」という言葉があるように心臓の筋肉があるから動いているわけですし、血管の管も筋肉です。

意識している人は少ないかもしれませんが、筋トレは目に見える場所が引き締まるだけではなく、こうした心臓や全身に張り巡らされる血管の筋肉にも鍛えられるのですね。

スペインの研究者たちは、見た目の体型に関わる筋肉と、心臓や血管など目に見えなくても、本来、全身の基本であるこれらの存在を、切り離して考えるべきではないと指摘しています。
※参考:『ネイチャーレビュー心臓学』

さいごに

私たちが筋トレで意識しているのは「骨格筋」に分類される部分ですが、内臓も血管も筋肉なので、筋トレにはまっている方々は、心筋や血管の健康度も知らずにあげていたのですね。
また、心臓が弱いと思っている方や、冷え性や便秘、頭痛など、血流の悪さからくる不調で悩んでいる方も、筋トレを日常生活に取り入れると、それらが鍛えられ、改善していくかもしれませんね。
腹筋や背筋、スクワットを行うと、確実にお腹やせやお尻やせにつながるので、一石二鳥以上の効果が望めるでしょう。