AnnaBabyTokyo

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意思を強く持つには!?無関係な情報を遮断しよう!アメリカ・研究

コロナ禍で、ますます社会はIT化が進み、様々な情報が一層交錯するようになりましたね。
無関係な情報や、利用できない選択肢は、私たちに悪い選択をさせる、マイナス要素が大きいようです。
アメリカの最新・行動学の研究を見てみましょう。

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無関係な情報は人に混乱を起こさせる?

アメリカのレンセラー工科大学の研究により、冒頭のような事実がわかってきました。
無関係な情報や、利用できない選択肢は、両方揃ってしまうと、人々に悪い選択を促してしまうそうです。
不適切な決定を下す可能性が高くなり、仕事や生活にも混乱を招いてしまいます。

無関係な情報による意思決定は、時間と認知力を奪う?

研究チームは40項目に及ぶ質問形式の試験を作成し、222例の実験回答を得ました。
その結果、情報の提示方法は、実際に重要であることもわかってきました。
無関係な情報を含んでいた際、ヒトは感情で意思決定を下すようです。
そのため、決定に時間がかかり、認知力も低下していたとのこと。

人々が意思決定を下す最適な環境は?

この結果をふまえ、研究者たちは、

「この調査結果は、人々が選択による意思決定を行う場合、環境が作用することがわかった。
多くの情報が利用できる環境では、消費者が無関係である事柄を発見し、それらの情報にふるいをかける能力が必要だ。」

と述べています。
※参考:『実験経済学』

様々な情報が溢れる中、自分軸をしっかりと持つことが、最適な環境と言えそうですね。

さいごに

情報迷子にならないよう、調べごとをするときは、目的をしっかりと持ち、関係のない情報に惑わされないことが大事ですね。
ネットサーフィンをしているうちに、「自分は何を調べていたのか?」という状況に陥ることもしばしば!?
ネット広告や、検索結果に、魅力的な情報に出会うこともありますね。
クリックする前に、「これは今、自分に必要な情報か?」と確認しながら、IT社会を生き抜いていきたいですね。