AnnaBabyTokyo

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抹茶の成分が不安を解消?

抹茶に含まれる成分が、脳のドーパミンに作用して、不安に陥らせる神経を鎮めてくれるかもしれません!?
最新の食品機能性研究の詳細を見てみましょう。

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抹茶が不安行動を和らげる?

熊本大学の研究によると、まだ動物実験の段階ではありますが、マウスに抹茶または抹茶エキスを摂取させたところ、不安行動が軽減されることがわかってきました。

人間を含む動物の不安行動とは、脳のドーパミンやセロトニンの受容体の活性化によって左右されます。

そこで、抹茶の機能を調査したところ、抹茶をエタノールで抽出させたエキスに、抗不安性が強く示されたそうです。
つまり、水や熱湯で抽出した抹茶よりも、水では溶けにくい成分が、ドーパミンやセロトニンの受容体に働きかけ、不安行動を抑制する働きが見られたのです。

抹茶は美白、肥満予防にも関与

抹茶は日本では古来より、嗜好品としてはもちろん、医薬品として用いられていた歴史があります。
そのため、リラックス効果、美白効果、肥満予防などの作用が伝わっています。
科学が発達した今、抹茶の機能性は世界が認めることとなりました。

研究者たちは、抹茶が日本の誇る嗜好品として、世界に伝承されれば、世界中で増えている不安症などの改善や予防と、健康増進に役立つだろう、と述べています。
※参考:『機能性食品雑誌』2019年8月

さいごに

抹茶は、茶道で頂く本格的な”お茶”もありますが、抹茶ラテや抹茶アイスなど、気軽に摂れるアイテムも増えましたね。
抹茶を使った菓子類や、これからの季節なら、かき氷などでも楽しめるでしょう。
本格的な抹茶は苦く、お子さまには苦すぎるかもしれませんが、いつものおやつに気軽に摂れる抹茶アイテムを取り入れて、抹茶の摂取機会を増やしてみましょう。
夏のイライラや不安感とサヨナラできるかもしれませんね。