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気難しい子どもは不健康な食習慣になりやすい? ノルウェイ・研究

お子さんが気難しい……と感じていらっしゃるパパママは、特にお子さんの食習慣に注意を払わなくてはいけないようです!?
ノルウェイの最新研究によると、気難しいお子さんは、偏食になる傾向が強いとのこと! 詳細を見てみましょう。

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子どもの気難しさは「自己主張」?

ノルウェイ化学技術大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。

「気難しさ」は、一種の怒りと同一視されることが多いですが、お子さんの場合は、周囲と本人自身を取り扱う、基本的な方法と考えられています。
すなわち、気難しいお子さんは、自分の個性として主張している(自己主張)ケースが多いのだとか。

子どもの「気難しさ」と食習慣の関係とは?

そこで研究チームは、子どもの「気難しさ」と食習慣の関連を調査するため、800人の子どもを対象に、食生活の進化を観察しました。

対象となった子どもたちが、4歳、6歳、8歳、10歳のときに、親たちからお子さんの気難しさと食べ物の好みを聞き出し、統計をとったところ、

  • すぐに欲求不満になる
  • 他の子よりも気分の変動が激しい

といった傾向のある子どもは、不健康に体重増加がみられ、好き嫌いの多い食事につながる可能性が高いことがわかってきました。

気難しい子どもの食習慣の特徴は?

気難しい子どもは、食習慣にも特徴があることもわかってきました。

  • 感情的に食べることを止めない
  • 満腹でも食べ物がある限り食べ続ける
  • 食べ物の好き嫌いが多すぎる
  • 後年、拒食症になりやすい

以上のような事柄があがっています。

また、食欲不振になるときもあり、その特徴としては、

  • 悲しい時
  • 落ち着かない時
  • 怖い時
  • 怒っている時

こうしたネガティブな状態の時だそうです。

小児肥満の特徴と違って、神経質な一面があるので、感情の起伏だけではなく、体重増減の起伏もあるようですね。

いずれにせよ、気難しい子どもは、不健康な食生活に陥りやすいので、両親が健康的な食生活となるよう、見守ってあげる必要がありそうです。
※参考:『食欲』

さいごに

大人になってからの食生活も、小さい時のご家庭での食生活がそのまま影響するので、気難しいお子さんの将来が心配ですね。
特に今は、コロナで自宅にこもりがちなので、偏食になりやすい状況です。
パパママが栄養知識を身に着けて、気難しいお子さんのサポートを!