前回の記事で、おやつは菓子類を与える時間ではなく、栄養補助を行う時間ということをお伝えしました。 本日は、レシピ編です。
果物を切るだけ!シャーベット
- ぶどうやバナナ、オレンジ、ブルーベリー、キウイ、スイカ、メロンなど、お好みの果物を、食べやすい大きさにカットして、冷凍するだけ!
果物は、野菜と違って、生のまま凍らせても、いわゆる「低温障害」などで素材を傷めずに、そのまま楽しめます。 適度な糖分と水分で天然シャーベットが楽しめるでしょう。 またミルクや豆乳と一緒にミキサーにかけると、フルーツシェイクに早変わりしますよ。
焼きバナナ、焼きリンゴ
夜店などでは、バナナやリンゴを使った屋台が子どもたちに人気ですよね。 屋台のようにチョコバナナやリンゴ飴を作るのは、ご家庭では難しいかもしれませんが、食べやすい大きさにカットして、フライパンで両面こんがりと焼くだけで、屋台顔負けの美味しさになります。 メープルシロップやはちみつをかけると、本格的な味が楽しめます。 バナナもリンゴも甘みがさらに増して、子どもたちに喜ばれる一品となるでしょう。
フルーツマリネ
(3人分目安) お好みのカットフルーツ(パイナップル、オレンジ、いちご、キウイ、バナナ、リンゴなど)合計で300g分用意し、はちみつ大さじ2、レモン果汁大さじ2、お好きなナッツ大さじ1を用意します。
- ボウルにはちみつとレモン果汁を入れて、よく混ぜておく。
- お好きなナッツを砕いておく。
- 食べやすくカットしたフルーツを1のボウルに入れてよく和え、1時間ほど冷蔵庫に入れて味をしみこませる。
レモン果汁が入るので、カットフルーツの酸化も防ぎ、甘酸っぱさも手伝って、さわやかな一品となるでしょう。
フルーツヨーグルトサンドイッチ
サンドイッチ用のパンに、ヨーグルトを両面塗り、お好きなカットフルーツを並べるだけ! 大人も一緒に楽しめる、定番おやつです。 (2~3人分目安)
- プレーンヨーグルト100g
- てんさい糖(オリゴ糖)またはてんさい糖シロップ大さじ1
- お好きなフルーツ100g分
- サンドイッチ用食パン4枚
これらの材料を以下の手順で作ります。
- 食パンの耳を切り落とし、4枚とも片面にヨーグルトを塗っておく。
- お好きな果物を1cm以下の厚さにカットし、1のパンの片面に並べる。
- 2の上に、果物を乗せていないパンをかぶせ、4等分にカットしたら出来上がり。
本来は、生クリームを使うのが、フルーツサンドの王道ですが、小児肥満や一緒に食べる大人のメタボ対策を考え、ヨーグルトにしました。 ヨーグルトも加糖タイプのものではなく、プレーンのものを選び、なるべく甘味料からも栄養が摂れるオリゴ糖系のてんさい糖などを使用しましょう。 ラカントで代用すると、虫歯の心配が少ないですね。
簡単に作れるものを4つご紹介しましたが、手の混んだクッキーやケーキなどの焼き菓子だけが「手作りおやつ」ではありません。 少しでも、野菜嫌いの子どもにビタミンやミネラル補給となるような果物おやつを与える機会を増やして、栄養バランスの均整を目指しましょう。