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食材別!鮮度を保つ保存方法とは?

買い置きした食材、鮮度を維持しながら、少しでも長期間保存するには、少しだけ手間を加える必要があります。 面倒なので、買ってきたビニール袋やパッケージのまま冷蔵庫にストックしがちですが、美味しく食事をするために工夫してみましょう。

葉物野菜

ほうれん草、小松菜、水菜、春菊などの葉物野菜は、冷蔵庫でしばらく保存すると、葉がしんなりしてきますよね? 野菜は生の状態では、当然まだ生きているので、水分を欲しています。 根元の部分だけ、水を入れたコップに入れて、葉の部分を大き目のビニール袋をかぶせて保存したり、根元だけ水で濡らしたキッチンペーパーで包み、新聞紙でくるんでから冷蔵庫の野菜室で保存すると、水分がみなぎった新鮮な状態で保存することができます。

根菜類

にんじん、れんこん、大根、しょうがなどの根菜類は、ビニール袋にいれたまま保存して数日たつと、ビニール袋の内部に水滴が現れていませんか? これは、野菜からの水分が水滴となってついているわけですが、ビニール袋内で水分が充満してしまい、それが元で野菜を腐らせる原因となってしまいます。 ビニール袋ではなく、ラップでくるんでも同じ状況になります。 しかし、冷蔵庫内は雑菌が多いので、そのまま保存するのはタブーですが、野菜を通気性の良い状態で包んで保存することがキーとなってきます。 そこで活躍するのが新聞紙です。 新聞紙が余分な水分を逃し、かつ、必要な水分の蒸発は防いでくれるので、鮮度のいい状態で保てるでしょう。

きのこ類

きのこの中でも、一番使用頻度の高い、えのき茸やしめじは、パックごと冷蔵庫に保管する方が多いでしょう。 きのこ類も、水分が回ると傷みやすいので、しばらく使わない場合はそのまま冷凍保存するか、平ザルに並べて、お天気のいい日にベランダで天日干ししてからジップロックに入れて保存すると、鮮度のいい状態で保存できます。 天日干しにしたきのこ類は、きのこ特有の薫りが増し、きのこ類に多いビタミンDの含有量が2倍以上に増え、栄養価の高い状態で食せるでしょう。

長ねぎ

長ねぎは、文字通り長いので、無理やり野菜室に押し込んでいませんか? また乱暴に、二つ折にして押し込む方も多いようですね。 長ねぎはジップロックなどに収まる長さにカットし(だいたい1/4カット)密封保存しておくと、鮮度も保たれ、調理でも使いやすいでしょう。 みじん切りにしてから保存すると、傷みやすくなるので、注意が必要です。

魚の切り身

魚の切り身を買うと、パッケージに水分が溜まっていることがありますね。 これを「ドリップ」と言いますが、これが原因で腐敗が進みます。 買ってきてすぐに調理するのが好ましいですが、3~4日、使わない場合は、パッケージから出し、キッチンペーパーで包んでからホーローのパッドに並べ、ラップでくるんで保存すると鮮度が保てるでしょう。

さいごに

ちょっとしたひと手間ですが、取り立てて面倒な作業はないので、食材を腐らせず、効率よく保存して使い切るためにも、ぜひ実践してみてください。 こうした工夫も、節約の1歩となるでしょう。