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デイジー・ラックに学ぶ風邪の治し方・ネギ

NHKで放送されている『デイジー・ラック』。 NHKのドラマは、心をくすぐる内容のものが多いですが、登場人物の悩みや喜びが、日常の人たちの悩みと同調されていていいですよね。 さて、第2回目の放送で、ヒロインが風邪の看病をするシーンが出てきましたが、ネギを首に巻くという自然治療を用いていましたね。 本日はネギによる風邪予防についてみていきましょう。

ネギによる風邪予防

5月に入り、寒い日は少なくなってきましたが、寒暖差で風邪を引いてしまう方も多いでしょう。 冬と違って、寒さ予防をしていないので、急に気温が下がったり、早くも冷房が効いている部屋に入ると、体調を崩しがちです。 すぐに医療機関に行くと安心ですが、ゴールデンウィークで空いてなかったり、常備薬が切れていることもあるでしょう。 そんな時に、消費量の多いネギが役立ちます。

ネギは生姜と並んで、風邪予防や改善に役立つ野菜として有名ですが、それは「硫化アリル」や「アリシン」という辛み成分によるものです。 これらの成分は、玉ねぎやニンニクにも含まれていますね。 特にネギや玉ねぎは、新鮮な生のものをカットすると、涙腺を刺激しますが、これがのどや鼻の粘膜も刺激して、消毒や殺菌作用があります。

ちなみ涙でてしまうのも、鼻水が出てくるのも、目や鼻の粘膜を殺菌して、余計な菌を、排出してくれることになるのです。

ネギは外用としても有効?

さて、『デイジー・ラック』の劇中で使用されていた「ネギを首に巻く」という使い方ですが、昔から、刻みネギを布にくるんで首に巻いたり、ネギの搾り汁をカゼに浸して、のど元に湿布したりして「民間療法」として取り入れられていました。 個人的には、ネギ1本そのままを首に巻くよりも、ネギを刻むことで、有効成分が出てくるので、効果が倍増されに思いますが、そのままでももちろん!手間が省けていいでしょう。 スーパーのネギ売り場に行くと、ラッピングされていない時は、近くと通るだけでも、鼻がツーンとして、鼻が通るように感じます。 その作用を活かすのです。 ネギ1本を首に巻くと、切れてくる部分も出てくるので、そこから有効成分が出てきますしね。 このネギから出てきた、有効成分は、傷口の消毒にも使われますが、ヒリヒリとしてその部分が温かくなります。 風邪を引いて、喉が痛くなると、ハンカチやガーゼで首を巻いて温めるよう、医師から指導されたこともあると思いますが、それにネギをプラスすると、天然湿布のような働きになるのです。

抗生物質は早く治るけど…?

風邪は早く治してしまいたいので、抗生物質が処方されることもありますが、本来の風邪のウイルスや悪い菌だけではなく、腸内の善玉菌など、良い菌まで失活させることがあるので、便秘になりやすいという欠点があります。

その点、ネギなら、外用としても、改善食としても、体内の菌活を妨げず、悪いものだけを殺菌してくれるのがいいですね。

長ネギはスーパーに行かないと買えませんが、刻みネギなら、真夜中のコンビニでも買えますし、冷凍の刻みネギもあるので、大いに活用して、季節の変わり目の風邪予防に役立てましょう。