AnnaBabyTokyo

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近所にコンビニが登場すると子どもの体重が増える? アメリカ・研究

成長期のお子さんは、好奇心が旺盛ですよね。
近所に新しいコンビニができると、必ず行きたがりませんか?
コンビニによって、置いてある商品が違うので、コロナ禍の楽しみの一つにもなっていますね。
しかし、アメリカの最新研究によると、コンビニが増えるたびに、お子さんの体重が増えていく事実もわかってきました!
詳細を見てみましょう。

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新しいコンビニができると子どもの肥満リスクが大に!

アメリカのアリゾナ州立大学の研究により、冒頭のようなことがわかってきました。
研究班は、ニュージャージー州の四都市に住む子どもたち、約500名を対象に、5年間の追跡調査を実施。
調査では子どもたちが住む、家の周りの食品環境の変化と、子どものBMI値の変化の相関関係を調べました。

1マイル以内に新しいコンビニができると危ない?

研究では主に、貧困層の子どもたちが住む地域に密着しました。
対象となった子どもたちは、3~15歳です。
解析の結果、子どもの家から1マイル以内に、新しいコンビニが登場すると、1年間で、高BMI値に達する子どもの割合が約12%増える事実が判明しました。

小さな食料品店ができるとBMI値が下がる?

一方、1マイル以内に、小さな食料品店が開店すると、2年間で高BMI値に達する可能性が、約37%も低下することもわかってきました。

調査では、スーパーやレストラン、ドラッグストアについても、同様に関連を調査しましたが、子どもたちのBMI値の関連は見られなかったそうです。

スーパーは地域によって結果が違うかも!?

この結果をふまえ、研究者たちは、

今回の調査では、スーパーについて、一貫した結果を得られませんでした。
しかし、大規模店舗が食品環境の重要な特徴であることに変わりはない。
密集した都市に住む子どもたちは、元々、大型スーパーにアクセスできるため、特に数値に現れていないだけだろう。

と述べています。
※参考:『栄養食事療法アカデミー雑誌』

さいごに

アメリカの調査ではありますが、どこの国でも、人が密集する都市圏は、似たような結果となることが想定されますね。
大型スーパーがある地域でも、コンビニは点在しているものです。
コンビニの方が、お店の規模がスーパーよりも小さいため、お子さんには入りやすいかもしれません。
お子さんの買い食い傾向は、しっかりとパパママが指導してあげたいですね。