今週のお題「おうち時間2021」
お家時間が増える中、コーヒーブレイクなどの時間を大切にしていらっしゃる方も多いことでしょう。
コーヒーを水代わりにガブ飲みするのは、カフェイン摂取過多となりますが、程度な摂取は、心臓病リスクを緩和するようです。
オーストラリアの最新研究によると、コーヒーを全く飲まない人は、高血圧や狭心症などのリスクが高いようです!?
詳細を見てみましょう。
心臓の状態とコーヒーの関係とは?
オーストラリアのサウスオーストラリア大学の研究によると、心臓の健康状態は、コーヒーの摂取量に反映しており、遺伝子に起因しているそうです。
研究では、イギリスのバイオバンクのデータを利用して、約40万人のコーヒー習慣を調査しました。
その後、収縮期血圧と拡張期血圧の数値、そして心拍数などを計測しました。
コーヒーと心臓の因果関係を解析すると、冒頭のようなことがわかってきたのです!
詳細結果とは?
解析の詳細結果は以下の通り!
高血圧、狭心症、不整脈のある人は、こうした症状のない人たちと比べると、コーヒーを飲む量が極めて少ない、またはカフェインレス・コーヒーを利用している人たちであることがわかったのです!
これは、遺伝子変異からも判明したとのこと。
ヒトは遺伝的にコーヒーで救われている?
コーヒーが身体に良いか悪いかの研究は、以前から多くありましたが、こと、心臓関連の疾患には程度なコーヒー摂取で救われることがわかりました。
研究者によると、
ヒトの遺伝子構造は、我々が飲むコーヒーの量を積極的に調節し、過度の摂取から保護していることもわかっています。
コーヒーを飲みすぎると、頭痛や眠れないなどのサインを送ってくれます。
毎日1~2杯程度のカフェイン入りコーヒーの摂取が適切でしょう。
とのこと。
※参考:『米国臨床栄養学雑誌』
さいごに
高血圧や心臓関連の疾患は、突然死を招く怖い病です。
1日1杯のコーヒーを味わうコーヒータイムを、お家時間の中で作ると良さそうですね。