昨年(2018年)末頃からジワジワと注目を集めている『脳科学ダイエット』、もうご存知の方もいらっしゃることでしょう。
食事する際、いきなり食べ出さずに、30秒ほど、目の前の食べ物たちを見つめ、なぜ食べるのか? という理由を考えると言うのが大まかな内容です。
イェール大学出身の日本医師が考案した『脳科学ダイエット』の秘密に迫ってみましょう。
『脳科学ダイエット』とは?
『脳科学ダイエット』のポイントは次の3つだけとのこと。
食事をする前に、……!?
- 食べ物を見つめ、その外観や香りを観察し、この食べ物がどういう過程で目の前にやってきたかを30秒ほど考える。
- これらをどれくらい食べたいのかを10段階の数字で評価してみる。
- どうしてこれらを食べたいと思ったかについても考察する。
この3つを短時間だけ考えることで、脳が「食べ過ぎ」を抑制し、カラダに必要な分量の食事を食べるよう、指令してくれるとのこと。
ヒトはどうして食べ過ぎるのか?
お腹が空くのは、脳の食欲中枢や、グレリンと言うホルモンが影響してきます。
食事後、約30分ほどで脳の満腹中枢が働いてくるのですが、時差があるため、食事を終えても「物足りない」と感じ、ついつい食べ過ぎてしまうのです。
「物足りない」と感じている時にガマンするとストレスを感じるので、『脳科学ダイエット』では、食べる前に30秒から1分ほど時間を取って、前述の3つを考えることで、脳が整理され、食べ過ぎてしまう衝動自体を抑えておくのです。
快楽中枢をリセットすることも大事
脳には快楽中枢というものも存在しますが、スイーツやファストフード、スナック菓子の類は、お腹が空いていなくても「ついつい食べてしまう」食べ物たちですよね。
これらはストレスを感じている時や、ダラダラと時と過ごしている時に手が伸びるものです。
こうした嗜好品を食べる前にも、前述の3つを30秒ほど考えてみると、食べる気が失せるのではないでしょうか?
コンビニやスーパーのお菓子売り場でも、買おうとしているアイテムをカゴに入れる前にこの3つを考えると、余計な出費も抑えられるでしょう。
さいごに
この『脳科学ダイエット』は書籍になっているので、詳細を知りたい方は、以下より熟読してみましょう。
※参考書籍↓