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パパママ子どものガン教育:特定の食べ物はある?

様々なTVの健康番組や健康雑誌、インターネットニュースで、ガンの予防や改善を促す食べ物が紹介されていますが、今のところ、「特定の食べ物」はコレ!と断言できないようです。

熱い食べ物や飲み物も注意

お子さんは、基本的に「猫舌」で、できたての熱いお料理が食べられません。 大人になっても猫舌ぐらいがちょうどよく、熱い食べ物や飲み物は、フーフー言いながら食べると冬は美味しく感じるものですが、食道の粘膜を傷つけて、炎症や食道ガンのリスクを高めると考えられています。 実際に、熱いものの食べ過ぎ(飲みすぎ)で食道ガンになったケースも多数報告されています。

食事に気を遣い、自炊が多く、野菜の摂取量も多いのに、体調がすぐれない! という方は、熱いものを食べ過ぎて(飲みすぎて)いないか見直してみましょう。

また、お年寄りは、舌をはじめ、あらゆる感覚器が鈍くなってくるので、熱いものを「熱い」と感じずに食べてしまい、舌や唇の火傷、前述の食道の粘膜損傷につながるので、注意しましょう。

加工食品の摂りすぎも注意

今は、インスタント食品や化学調味料、冷凍食品、レトルト食品、パン類、菓子類と、大手食品メーカーが大量生産した安く購入できる加工品があふれていますね。 これらの加工食品は、ビタミンやミネラルといった栄養素がほとんど含まれない上、食物繊維も不足するので、腸内環境が悪くなり、大腸ガンのリスクが高まることがわかっています。 日本では、欧米のように、加工肉(ハム、ベーコン、ウィンナー類)の摂取頻度が高くないので、心配は少ないようですが、これらの食品を毎日食べている人も、大腸ガンリスクが高くなるので、控えるようにしましょう。

ガン予防の特定の食べ物はない

今のところ、「これを食べれば絶対にガンにならない」という食べ物は存在しません。 ただ、野菜や果物は総じて、食物繊維が多く、ビタミンA・C・Eなどの抗酸化成分を含んでいたり、ガン予防作用が期待できるポリフェノール類も多いのが特徴です。 そのため、野菜や果物の摂取量が多い人はガンの罹患率が低いこともわかっています。

加工食品や肉類を好んで食べる方は、意識して、野菜や果物の摂取量を増やしておきましょう。