AnnaBabyTokyo

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「飲酒頻度と量」と消化器系ガンとの関係とは? 韓国・研究

大量飲酒が、ガンのリスクを高める事実は、周知の通りですね。
週あたりの飲酒量が同じでも、飲酒頻度が多い方が、消化器系のガンの発症リスクは高まるようです!?
毎日、適量にしているから大丈夫!? と思っている人は、注意が必要かもしれません。

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1000万人以上の国民データを解析

韓国のソウル国立大学医学部などの研究報告により、冒頭のような事実がわかってきました。
研究チームは、韓国の『国民健康保険システムデータベース』に登録された、約1173万人の大規模コホート研究データを解析。
2009年1月~12月までに登録された人々で、その後、2017年12月末まで、追跡調査が行われました。

週あたりの飲酒量が同じなら、頻度の多い方がガンリスクが高い?

データ解析の結果、週あたりの合計飲酒量が同じでも、一度に飲む量よりも、毎日飲むなど、飲酒頻度が多い人のほうが、消化管系のガンリスクが高いという事実がわかってきました。
1回あたりの飲酒量が多くとも、例えば、週に1度の深酒なら、毎日チビチビ飲んでいる人よりも、消化管系のガンのリスクは低めのようです。
この結果を踏まえ、研究者たちは、後者の人たちは、毎日の飲酒は避け、週あたりの飲酒回数自体を減らすよう、呼びかけています。
※参考:『JAMAネットワークオープン』

さいごに

長引く巣ごもり生活で、毎日の少量のお酒を楽しみにしている人も多いことでしょう。
しかし、1000万人以上のビック・データから分析された、統計結果からわかった事実なので、飲酒量はもちろん、週あたりの、飲む回数を減らすことも、考慮に入れてみましょう。